卵子について…

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実は…卵子は生まれてからは作られていません❗️

卵子は妊娠初期の胎児期に一生分の卵子を作り(700万個)、それ以降少なくなっていく一方なのです。

生まれる頃には既に100万〜200万個程度になっています!

そして初潮を迎える頃には30万〜20万個程度になります。


図説よくわかる臨床不妊症学 一般不妊治療編から引用

一生の間に女性が排卵する卵子はトータルで400個位と言われていますが、これは体内で作られた卵子700万個から見れば、1万個に1個より低い確率です。

排卵してくる卵1つ(主席卵胞)が選ばれるまで約6ヶ月〜12ヶ月。約500〜1000個の原始卵胞が必要だと考えられます。


図説よくわかる臨床不妊症学 一般不妊治療編から引用

この卵子が排卵を迎えるひと月前の月経期には100個→10個に減り、その後月経5日目には10個中の1個が大きく成長し排卵する卵子と選ばれます!

500個〜1000個中の1つ!後の卵子は閉鎖卵胞となり消えていきます。

このように卵子はほとんどが消えてしまう運命です。ですから、こどもになれる卵子はもちろんのこと、毎月1個排卵している卵子はでさえ、極めて幸運な例といえます。

そんな幸運な卵子でさえ、精子と卵子が出会って出産に至る平均的な確率は、4回に1回くらいだと考えられています。

子供を授かりたいとお考えの方は定期的な関係を持つことはとても大切な事です。ひと月ひと月を大切にされて下さい。

欲しくてもなかなか恵まれない女性の気持ちは計り知れないと思います。こういう時こそ旦那様が寄り添い支えていただくことが大事だと考えます。

はりきゅう院さくら 院長  田中隆一

参考文献

図説よくわかる臨床不妊症学 一般不妊治療編

不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」

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