不妊治療(妊活) 採卵・移植・不育症

 スーパーライザー×鍼灸

 

はりきゅう院さくらは鹿児島市荒田にある鍼灸院です。昨年不妊治療では採卵は160周期(回)を超えまた移植に関しても110周期(回)以上となりました。採卵・移植・不育など各ステージでお手伝いをさせていただいております。鍼灸はホリスティックな医療であると言われています。これを分析すれば、自律神経関する作用、免疫に関する作用、局所血流に関する作用、精神的充足に及ぼす作用の4つ集約されると考えられます。

不妊治療紹介

 

2020年妊娠成績

※当院での妊娠判定は胎嚢確認を基準にしております。

2020年度妊娠成績

2021年妊娠成績

2022妊娠報告

 

2022年妊娠報告

1月は2名(体外受精【新鮮胚移植】36歳 人工授精 31歳)

2月は4名(体外受精 【AA】27歳【AA】32歳 【AA】42歳 【AA】35歳)

32歳、42歳の方は5回以上移植をされていた方です。当院にかかられてから初めての移植でご懐妊されました。

3月は3名(体外受精 【新鮮胚移植】38歳【AB】32歳 人工授精 33歳)

38歳の方は卵胞もなかなか育たず、採卵できたとしても胚盤胞へ行く事が難しいかたでした。当院受診し6ヵ月目の採卵にてご懐妊。33歳の方は2回採卵を行うも、空胞や成熟卵子が採れない方でした。施術を開始し6ヵ月目の採卵で5個卵胞が確認できていましたが、採卵間際排卵しており急遽AIHを行いご懐妊。32歳の方は4回の採卵を行い合計51個近くの卵子が採れましたが胚の成長が思わしくありませんでしたが。4回目の採卵で採れた受精卵、5回目の移植で妊娠されました。信じて施術を受けていただき感謝しております。

4月は3名(体外受精 【AB】39歳 【AA】32歳 【AB.ABの2個】30歳)

39歳の方はPGT-A胚を移植。32歳の方は当院に来院する前に2回移植を行っており陰性。当院で1度目の移植にて陽性。30歳の方は当院にご来院いただく前に5回移植。内2回胎嚢確認、心拍確認するも流産。当院で1度目の移植(計6回目)で陽性。

5月は4名(体外受精 【BB】37歳 【AB】33歳 【BA】30歳 【BB、BAの2個同時】27歳)

37歳(0.3)と33歳(0.4)とAMHが低いものでしたがうまく採卵に至りました。半年過ぎて採卵できたケースも少なくありません。

6月は2名(体外受精 【グレード1の4分割】29歳 【BB】41歳)

不妊歴は29歳の方が4年以上、41歳の方は2年以上となっていました。

7月は2名(体外受精【BB】34歳 【AA】34歳)

34歳の方は2度の流産を乗り越えての妊娠でした。

8月は2名(体外受精【AB】46歳2ヵ月 タイミング 31歳 )

タイミングの方は片側卵管閉塞の状態。今回は閉塞側からの排卵により妊娠されております。

9月は7名(体外受精【AA】36歳 【BB】35歳 【BB】37歳 【BB】42歳 【BB】33歳 【AA】30歳 AIH 27歳 )

33歳の方は卵管水腫がありましたが妊娠することができました。AIHで妊娠された患者様は初来院より5ヵ月目、卵子の質に変化が現れる時期にご懐妊となりました。

10月は6名(体外受精4名【AA】41歳 【AB】33歳 【AA】37歳 【4分割胚】39歳 タイミング2名 36歳 35歳)

41歳の方は不妊歴10年目で初めて妊娠されました。33歳の方は4回移植を繰り返すも陰性、鍼施術に来られ初めての移植で陽性。39歳の方は移植周期に入るも内膜が厚くならずキャンセルになる事2周期。施術行い内膜が移植可能になり妊娠。タイミングの36歳の方は移植を9回行うも妊娠に至らなかったが、通い始めで1年妊娠することができました。タイミングの35歳の方は2度の流産と慢性子宮内膜炎を乗り越えての妊娠でした。

11月は8名(体外受精6名 【AA】37歳 【BB】34歳 【4分割胚】38歳 【8分割グレード3とCB】36歳 【AB】37歳 【AA】32歳 AIH 29歳 タイミング 32歳)

【AA】37歳の方は通院後半年で体外受精にステップアップ。AAの胚盤胞を2度移植するも陰性。3度目の移植にて妊娠することができました。初診より1年半よく頑張ってくれました。34歳の方はPGT-Aクリア胚を移植し無事妊娠。38歳際の方のAMHは0.1以下でした。通い始めて1年、やっと採ることができた採卵により妊娠。36歳の方は採れる卵子の数も少なく受精もグレードがあまりよくありませんでしたが、2段階移植によりご懐妊しました。【AB】37歳の方は当院へお越しになる前に採卵2回、移植4回されており、1度妊活をあきらめていました。もう1度挑戦するという事で採卵からスタート。通院から9か月後3度目の採卵で初めて胚盤胞へ。移植を行いご懐妊。ご結婚されて8年目のことでした。32歳の方は通い始めて8か月後にステップアップ。採卵48個、成熟卵数40個、正常受精32個で凍結卵子はAAを9個という信じられない結果でした。1度目の移植でご懐妊。AIHを行った方は何かできることはないかと体質改善におこしになられて6ヵ月後のことでした。タイミングの方は別な疾患の施術と同時に妊活も行い通い始めて4ヵ月後にご懐妊でした。

12月は2名(体外受精1名【AA】30歳 タイミング 28歳)

タイミングの方は既に採卵を終わっており移植を待つのみでしたが、タイミングにてご懐妊していました。

2023年妊娠報告

1月は2名(体外受精 ①【AA】31歳2ヵ月 ②【AB】39歳7ヵ月)

お二人とも2回、3回と移植を繰り返されえいた方でした。

2月は5名(体外受精①【AA】37歳6ヵ月 ②【BA】26歳6ヵ月 ③【AA】37歳0ヵ月 ④【AA】33歳7ヵ月 ⑤【新鮮胚移植】41歳6ヵ月)

④の方以外は当院で採卵から行われた方になります。良い受精卵が採れました。

3月は2名(体外受精【BA】31歳ヵ月 タイミング 41歳4ヵ月)

体外受精の方は多嚢胞性卵巣症候群で採卵より通院されていました。

4月は1名、体外受精2段階移植【G22,AA】43歳2ヵ月

施術を開始し8ヵ月目でした。

5月は3名(体外受精【BC】40歳1ヵ月 AIH2名 35歳4ヵ月 29歳10ヵ月)

人工授精を受けた方の不妊期間は6ヵ月と1年2ヵ月でした。体外受精をされた方は来院される前に1度移植を行っています。今回移植された胚は前回よりグレードが劣っていましたが何とか着床してくれました。

6月は3名(体外受精【AA】31歳7ヵ月 【AA】28歳6ヵ月 【G24】34歳4ヵ月)

31歳の方は流産を繰り返していた方です。9月現在妊娠継続中です。28歳の方は旦那様の精索静脈瘤により早期にステップアップされました。34歳の方はストレスがかなり強い方でしたので、自律神経に影響が現れないようサポートしていきました。

7月は1名(【AA】41歳7ヵ月)

来院して2か月後の採卵では2個卵胞が見えているもどちらも空胞。3ヵ月後の採卵では5個採れ3個受精。1個胚盤胞に育つもグレードが悪かった。4か月後3回目の採卵では5個採れ5個とも受精。AAを移植し無事ご懐妊でした。グレードのよい卵子が採れたことがすべてでした。

8月は3名(体外受精【AB・BA2個移植】42歳3ヵ月 【AA・AA2個移植】40歳9ヵ月 【BB】35歳11ヵ月)

42歳の方は当院に受診され2回採卵を行っており、獲得できた卵子で妊娠に至っております。40歳の方は1年1ヵ月後の採卵でAAが3つ採ることできこれを移植後妊娠となりました。なお子宮内フローラのラクトバチリス属が5%でした。

9月は3名(体外受精【AA】39歳9ヵ月 【CB】40歳4ヵ月 【AA】42歳10ヵ月)

39歳の方は流産を繰り返していました。また採れる卵子数も少なくなってきたために来院。5ヵ月後の採卵で獲得できた受精卵によりご懐妊でした。40歳に方は通院される事2年11ヵ月目の移植でご懐妊でした。42歳の方はPGT-Aをされていました。1回目に採卵は来院されてから30日後。4個採取・2個成熟・2個正常受精するも胚盤胞には到達することができず。2ヵ月24日後の2回目の採卵では13個採取・6個成熟・3個正常受精することができ3個胚盤胞へ。しかしPGT-Aはクリアすることができず。3ヵ月21日後3回目の採卵では12個採取・11個成熟・11個正常受精で4個胚盤胞へ。しかしPGT-Aはクリアできず。4ヵ月18日後4回目の採卵では卵巣刺激の方法が変わり11個採取・8個成熟・5個正常受精し3個胚盤胞へ。やっとPGT-Aはクリアし正常胚を獲得することができました。40歳代でも変化してくれました。諦めずご来院いただけた患者様に感謝です。

10月は2名(体外受精【AB】25歳10ヵ月 【AA】43歳10ヵ月)

2名とも採卵からのスタートになります。25歳の方はAMHの値が0.42と低くかったため受診。通院3ヵ月9日の採卵にて4個採取・3個成熟・3個正常受精し1個胚盤胞を獲得できご懐妊にいたりました。43歳の方は42歳9ヵ月の時採卵を行い24個採取・20個成熟・18個正常受精し6個の胚盤胞を獲得することができました。その後自然周期での移植でご懐妊でした。

11月は2名(体外受精【AB】37歳5か月 【fair】37歳7ヵ月)

2名ともに移植周期からのご来院です。移植周期はメンタルに関してきつくなる面が多いためそちらのコントロールにも気を付けております。

12月は3名(体外受精【AA】35歳8か月 【BA】32歳2ヵ月 【AA】35歳11ヵ月)

3名とも当院で採卵から行いました。

【最高年齢妊娠は46歳2ヵ月です。】

上の図は2022年と2023年の凍結融解単一胚移植のデータとなります。オレンジの棒が移植した人数。青の棒が妊娠された人数になります。今年は妊娠された数が少なかったためなぜかなと思っていたところ40歳以下と40歳以上の移植件数がほぼ同数という事がわかりました。2022年は59名の方が単一胚移植を行い妊娠率47%。40歳以下では56%と40歳以上では28%となっていました。またAランクの受精卵においては妊娠率56%となります。2023年では49名の方が単一胚移植を行い妊娠率48%とあまり変化はありませんが、40歳以下では66%と前年比より10%の上昇、40歳以上では25%と前年とほぼ変わりはありませんでした。またAランクの受精卵においては妊娠率65%となっています。40歳以下にとっては勇気の出る数字であり、40歳以上の方であってもまだあきらめなくもよい数字だと考えております。40歳以上で妊娠されている方のほとんどが採卵の時より当院を受診されていらっしゃる方になります。良い結果に繋がり安堵しております。

嬉しい便りを頂きました♪

妊娠報告

妊娠報告

 

出産報告

出産報告

 

わざわざ出産報告に来ていただけました♪

かわいい赤ちゃん赤ちゃんを抱っこ

鍼だけの施術では直接アプローチすることが困難であった卵巣へ。スーパーライザーを使用することにより、より近くへアプローチすることが可能となりました。施術効果を高める為に卵巣周囲へ照射を行っております。

40代 当院に受診される前に採卵を2回行い胚盤胞まで育つもグレードが今一つ。当院に通われて10か月後の採卵で5個中4個胚盤胞が育つまでにグレードもAランクになりました。

36歳 採卵を繰り返すも胚盤胞まで一度も育たず。施術開始10か月後に採卵された受精卵により妊娠。当院受診前に3回の採卵、受診後4回目の採卵でした。

不妊治療は、どこかが悪くて来院されているわけではありませんので、施術を受けていても”効いているのか⁈”と不安をいだく事もあると思います。実際に当院の施術を受けている患者様もそう仰るくらいです。ですが、着実に体の中に変化が表れています。もちろん全ての方が上手くいくわけではありませんが、最善で最高な施術を提供していくよう心がけております。以下詳しく説明しております。

公式LINEよりお問合せいただけます。お気軽にご相談ください。

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当院のコロナ感染症対策

新型コロナウイルス感染症対策

 

はりきゅう院さくらは、一般社団法人 JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の会員です。

JISRAMとは、全国の生殖医療専門医師に顧問、推薦を得ている鍼灸団体です。

 

当院では常に正しい知識を取り入れ少しでも皆様に還元できるよう常にアップデートしております。

 

参加学会・研修会

JISRAM 日本生殖鍼灸標準化機関日本生殖医学会
日本レーザーリプロダクション学会全日本鍼灸学会
日本不妊カウンセリング学会日本鍼灸師会
日本受精着床学会鍼灸SL研究会

 

鍼だけでの施術では直接アプローチすることが困難であった卵巣へのアプローチ。スーパーライザーを使用することにより可能となりました。施術効果を高める為に卵巣周囲への照射を行っております。

 

当院は九州で初めて精液所見を観察する為に顕微鏡を導入した鍼灸院です。

男性因子についての問題解決のために、運動率、総精子数などのカウントが行えます。

顕微鏡

 

はりきゅう院さくらでは根拠に基づき治療を組み立てております

はりきゅう院さくらでの症例を一部ご紹介いたします

28歳:不妊歴2年 旦那様の精液検査で異常がありTESEを行う。

当院に受診される前5回の胚移植を行うもののすべて陰性。内膜への刺激を行い当院受診1回目の胚移植にて陽性判定。無事出産。(この症例では前5回の移植と異なる事項は、バファリンの服用と鍼灸の介入)

35歳:不妊歴1年 AMH0.4

半年間週1度のペースで治療を行いその間タイミング2回、人口受精3回をクロミットを服用しながら行うもののなかなか上手くいかず。治療開始24回目の治療で自然妊娠が判明。無事出産。

34歳:不妊歴2年 3度の流産乗り越へ

来院された時がちょうどタイミングをとる時期でした。内膜への刺激を行い4回目の治療時無事陽性判定。無事出産。

31歳:不妊歴1年8ヵ月 フルタイムで働きながら

フルタイムで働いていることもあり週1回のペースで5か月間。その間3度目の人工授精にて懐妊。(クロミット服用)

35歳:不妊歴2年7ヵ月 流産を乗り越え

稽留流産を経験しその後約1年クロミットを服用しタイミングをとるも上手くいかず。生殖医療専門施設へ転院しカバサールとセキソビットを服用。2回目の人工授精で妊娠判定。長期間クロミットを服用されており、内膜の厚みが足りなかった為セキソビットにかわる。当院に来院された時が人工授精の実施日近く。内膜刺激を行う。計4回の治療でつわりが酷いため来院できなくなる。

28歳:不妊歴1年3ヵ月 初潮から生理不順

結婚前より生理をおこす薬を服用していた(23歳)。結婚と同時に排卵誘発剤を使用。クロミット3錠まで増やすも反応なし。フェマーラに服用を変え排卵あり。その後5回タイミングをとるも上手くいかず当院を受診。3回目の治療にて陽性判定確認。

38歳:不妊歴3年 皮様嚢腫摘出手術後、卵巣が反応しない

2016年に右卵巣の皮様嚢腫がわかり摘出手術。その後胚移植の為採卵刺激を行うも右の卵巣は反応せず。当院にて卵巣への刺激を行う。3回目の採卵刺激にて右卵巣も反応し採卵することができた。

43歳:1年採卵を行うも卵が育ちが悪い

クロミットと卵巣刺激を行う注射にて採卵するも1個ないし取れない事が続いた。当院にて卵巣刺激を3ヵ月行った後採卵すると過去最高の5個採取できた。これには、生殖医療施設を変えたりしているため鍼灸がどれだけ関われているか確かではないが、採卵刺激方法はだいたい同じであるため期待はできる。まだまだ研鑽していく。

34歳:不妊歴3年 子宮内膜が厚くならない

子宮内膜が思うように厚くならなく来院時6㎜弱。施術開始後1ヵ月後の移植周期時7.8㎜。3か月後の移植周期時8㎜にて陽性判定。

29歳:流産を乗り越え妊娠

稽留流産を経験後なかなか授かることができなかったが、タイミング指導にて陽性判定。治療期間半年。卵質の改善、妊娠の維持に必要な体つくりができたのではないかと考える。

35歳:不妊期間2年9か月 6度目の体外受精で陽性判定

当院に来られるまでにすでに5回移植。すでに採卵済みであったため着床のサポートで子宮内膜の環境作りに。ストレスを溜めやすい頑張り屋さんであった。生理が来なかったり、内膜思うように厚くならなかったりしたが6回目移植周期時の内膜厚7.2㎜にて陽性判定。

 

不妊症の定義・分類

日本産婦人科学会編集の産婦人科用語集では不妊症を、「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある期間避妊をすることなく性交渉を行っているのにもかかわらず、妊娠の成立を見ない場合を不妊といい、妊娠を希望し医学的治療を必要とする場合」と定義づけています。

女性不妊では卵管因子20.5%、卵巣因子20.5%、子宮因子17.6%、免疫因子5.2%、残りが原因不明となります。

女性不妊では卵管因子20.5%、卵巣因子20.5%、子宮因子17.6%、免疫因子5.2%、残りが原因不明となります。

男性不妊では、副性器障害、精子輸送障害、射精障害、造精機能障害が主な原因。

 

男性不妊では、副性器障害、精子輸送障害、射精障害、造精機能障害が主な原因

 

”鍼灸&科学”

はりきゅう院さくらでは、研究や論文・文献などで得られる科学的なデータを使用し、東洋医学と西洋医学を織り交ぜ治療を行います。

鍼通電刺激

下肢に婦人科疾患でよく使用されるツボがありますが、ここに鍼通電療法を行う事で骨盤内の血流が増加する事が報告されています。
骨盤内の血流が増加する実験では、交感神経を遮断するとより子宮の血流が増加することが報告されています。
これをもとにし、はりきゅう院さくらではスーパーライザーをのどにある星状神経節に照射を行う事により、交感神経の興奮を抑え鍼の効果がより得られるように考え施術を組み立てております。

また、質の良い卵を作るための陰部神経施鍼や、子宮内の血流を増加させる中髎穴刺鍼など研究報告がされている刺鍼法なども活用しています。

スーパーライザー(近赤外線治療器)

スーパーライザーは数多くの医療施設、大学病院などで使用されており様々な治療効果を発揮、数多くの論文、文献が出されております。
特徴は生体深達性が高いことにあります。卵巣や子宮は体表を温めただけで温度は上がることはありません。
そこでスーパーライザーを併用し卵巣や子宮の血流をあげる目的で近隣の動脈に照射を行います。
卵子の栄養補給、子宮内膜の厚さにも血液をかえして行われておりますので使用する意味はとても大きいと考えております。
卵巣子宮の血流向上・自律神経の調節・ホルモンの分泌調整・免疫の調整・細胞の活性化など多岐にわたり効果を期待できます。
得られたデータをもとに各ステップにおいての妊孕性の向上を図っていきます。
 

体質・体調の改善を目的とした治療(全身治療)
ステップに合わせた治療(自然妊娠、AIH、IVF、ICSI)
採卵時に向けての卵質改善(育卵)
着床に向けての内膜調整  

鍼灸治療とスーパーライザーを併用しての治療
自律神経調節
ホルモン分泌の調整
免疫の調整(着床の際の免疫寛容) 

身体の不調(肩こり、腰痛ets)を改善させる事で妊孕性(妊娠する力)をUPさせること目的とします。
採卵に際しての卵巣環境を整える施術を、胚移植(ET)に際して子宮環境を整える施術を、自然妊娠・AIHでの着床率を上げるための施術を目的とします。
胚が子宮内膜に着床するには免疫寛容がおこらねばなりません。そのために星状神経節・子宮動脈にスーパーライザーを照射します。
その他、卵子の質を向上させる卵巣動脈付近、骨盤内の血流を向上させる寛骨閉鎖孔付近へも照射致します。
当院がスーパーライザーを併用し鍼灸治療を行う意味は、局所の血流を改善させること、細胞の活性化を図ることです。
卵巣は、皮膚の下7~8㎝にあります。
お腹にホッカイロや、湯たんぽなど使い温めたとしても、全身の血流は改善されるかもしれませんが、卵巣そのものの血流が良くなっているとは限りません。お腹を温める事自体は決して悪い事ではありません。むしろ間欠的な温め方はお勧めします。
しかし、当院での治療へのこだわりは局所の血流改善です。
スーパーライザーによる近赤外線照射は、各血管、組織の血流を改善させるため最も効果的であると考えられる位置へ行います。

※当院にて治療の組み立てに使用しました各論文を保管しておりますので、お読みになられたい方はお気軽にお申し出ください

 

妊孕性を育てる

妊孕性とは『妊娠する力』のことで、本来誰にも備わっているはずの力です。ところが、ストレス、運動不足、睡眠不足、

食生活などの生活スタイル、それと晩婚化などが妊孕性を低下させてしまう事があります。

妊娠、出産をする為に、妊孕性を育てる事は不可欠なのです。

・食事、運動、睡眠などの生活習慣の改善

・ストレス緩和

・自律神経の調整

・冷えの改善

・充実した性生活

これらを充実させる方法として東洋医学を使用します。東洋医学の基礎となる考え方に、陰陽、虚実、五行、気血栄衛、津液、宗気、三焦などがあります。これらを調節する事により体の自然治癒能力を高め、しいては妊孕性を高めていきます。妊娠に必要とされる条件、”質の良い卵子”を作る事に繋がります。

これは、女性だけではなく男性にも言え”元気な精子”を作ることに繋がります。

不妊の原因は女性だけの問題ではなく夫婦の問題です。

夫婦で力を合わせて妊孕性を育てていく事が大切です。

 

四葉のクローバー

自然妊娠、人口受精、体外受精(IVF,ICSI)

「妊娠に向けての身体づくり」

卵子について大切なこと

卵子は作られ増えていくものではありません。

まだお腹の中にいる胎児期から作られており、この頃の卵子の数はなんと約800万個。

それが生まれたころは約200万個程になります。

思春期の生理が始まるころには約20~30万個程になっています。

卵子は増えるどころか減り続けていくことになります。

貴重なも(卵子)なのです。

女性妊孕能に及ぼすエイジングの影響

生殖医療施設に行くとAMHという数値を図ることがありますが、この数値は卵胞が発育していく段階の前胞状卵胞の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンであり、卵巣内に残存する卵子の数の目安になるものです。

加齢に伴い卵巣機能が低下するとFSHは上昇し、発育卵胞数が減少することによりAMHは低下していきます。

抗Müller菅ホルモンの変化

 

卵子の発育

今の時点で育っている卵子は昨日今日できたわけではありません。

なんと約半年、150日かけて作られています。

その間一つ一つ育っているわけではなくある一定数の卵子が一斉に育ち始めます。

最後に選ばれた一つの卵子が排卵されていることになります。

卵子は約半年、150日かけて作られています

では排卵に選ばれなかった卵子はどうなるのでしょうか?

残念ながら帰ってくることはなく消去されてしまします…

これを閉鎖卵胞と言います。

 

卵子は卵胞の中で発育していきますが、カギとなるものが成熟です。

卵巣内の原始卵胞は一次卵胞まで減数分裂し、下垂体から分泌されたFSHの刺激により一次卵胞を二次卵胞へ、さらにグラーフ卵胞へと成熟させます。

この過程の中で卵胞はFSHに依存して発育するようになります。

その期間は排卵前の3~4か月前。

FSHにより急激に成長していくのです。

卵胞はFSHに依存して発育するようになります

我々はこの期間に鍼灸刺激を行うことにより、より卵胞ないし卵子へ栄養を与えていくことになります。

適切な感覚で鍼灸治療を受けることにより良い効果が得られてみえる期間が3~4か月後です。

これを育卵治療”と呼んでいます。

卵胞から卵子が飛び出すことを排卵と言いますが、たまたま選ばれた卵子が排卵することになりますので、

どの卵子が排卵されてもいいように卵巣の血流をupさせ、卵胞、卵子に栄養を与えていくということになります。

育卵治療はとても大切なことです。

卵子と精子が出合い受精し、その後受精卵は卵割が始まります。

前核ー2細胞期ー4細胞期ー8細胞期ー桑実胚ー胚盤胞と卵割を行います。

この卵割には卵子の質が重要視されおり、卵子の元気がなければスムーズな卵割は行えないということになります。

もちろんこの過程では精子の問題も大きくかかわってきます。

スムーズな卵割が行えるよう、卵胞、卵子に栄養を届かせるために適切な感覚で鍼灸刺激を行っていきます。

採卵、受精させてからの培養、分割時にも”卵子の質を向上させる”という育卵治療が一つの鍼灸治療を行う上での重要点だと考えます。

 

育卵治療の症例(一部紹介)

※治療期間は採卵までの期間です

①40歳 AMH2 治療期間6ヵ月

採卵成績 18個採取 凍結4つ AA A’A’ BB 4分割

 

②27歳 多嚢胞性卵巣症候群 AMH高値 治療期間2か月

採卵成績 10個採取 凍結4つ AA AA’ BB 4分割

 

③25歳 多嚢胞性卵巣症候群 AMH高値 治療期間1ヵ月
採卵成績 52個採取 成熟卵41個 正常受精26個 凍結5個 AA×2 AB×2 6分割グレード1

 

④30歳 多嚢胞性卵巣症候群 AMH高値 治療期間6ヵ月

採卵成績 51個採取 成熟卵38個 正常受精29個 凍結10個 AA×6個 AA’ AB BA 4分割グレード1

 

⑤30歳 AMH4.94 治療期間4ヵ月

採卵成績 7個採取 4つ凍結 BA AB AA AB

 

⑥37歳 AMH4 治療期間2か月

採卵成績 14個採取 7個凍結 AA×2 A’A’ B’B BB’ B’C 4分割グレード1

 

⑦37歳 多嚢胞性卵巣症候群 AMH7.40

採卵成績 22個採取 凍結3個 AA B’B’ 4分割グレード1

 

⑧38歳 AMH1.21 治療期間3ヵ月

採卵成績 8個 凍結4個 AA’ AB 4分割グレード1

 

⑨39歳 AMH1.13 治療期間3ヵ月

採卵結果 10個採取 5個凍結 AA AB×2 BA BB 内2つPGT-A クリア

 

⑩44歳 AMH低値 治療期間3ヵ月

採卵成績 2個凍結 AB A’B’

多嚢胞性卵巣症候群であっても治療期間が長ければよいグレードの良い胚盤胞の数が多くなる傾向がある。

⑧⑨の症例は当院に罹る前では胚盤胞迄育つもグレードはあまりいい状態ではなかったが、治療後初めてAランクの受精卵を得ることが出来た。

⑩の症例では高齢ではあったがグレーの良い受精卵を得ることが出来た。

上記の方は5日に1度ないし1週間以内に1度必ず施術しています。

皆様妊娠されております。

 

子宮

月経があり子宮の粘膜は剥がれ落ちまた再生されます。

  • 月経期(黄体~卵胞
  • 増殖期(卵胞期)
  • 分泌期(黄体期)

月経期 ホルモンのエストロゲン、プロゲステロンの減少により子宮内膜は剥がれ、排出される。(月経) 再びエストロゲンが上昇し始めると、子宮内膜が再生を始め止血する。

増殖期 エストロゲンにより子宮内膜が増殖・肥厚する。ベットの枠組みを作っている。

泌期 排卵した卵胞は黄体になり、主にプロゲステロンを分泌。子宮内膜を着床に適した状態にする。ベットにふかふかの布団を敷く。このように月経周期がくるのだが、必ず着床するわけではない。当院では着床に向けた子宮環境作りを、鍼灸施術とスーパーライザーを使用し行っていきます。酸素と栄養を運んできてくれる血液循環が十分にあり、内膜のベットがふかふかした子宮を目指すお手伝いをさせて頂きます。

着床に関して重要な事は免疫寛容です。免疫寛容とは特定抗原に対する特異的免疫反応の欠如あるいは抑制状態の事を示します。子宮内の免疫細胞はNK細胞70%、マクロファージ20%、T細胞10%です。子宮に入るすべての遺物に対し反応が起きるシステムが作られています。

ここで子宮内で1番多い細胞、NK細胞について簡単に説明します。NK(ナチュラルキラー)細胞と言います。免疫というシステムの中で特に重要な役割を担っています。NK細胞はウイルス感染や細胞の悪性化等によって体内に異常な細胞が発生した際に、すぐさまそれらを攻撃する初期防衛機構として働きます。最前線で活躍する非常に重要な免疫細胞です。

その他、マクロファージやT細胞も子宮内はもちろ体のあちらこちらをパトロールしており、敵が来れば貪食したり、攻撃したりします。貪食した抗原を樹状細胞が近隣のリンパ節には持ち帰り、抗原提示をすることで攻撃対象を決めています。ですが子宮内でこの作業が行われると精子や受精卵にも反応してしまいます。

この一連の作業の寛容を行う事で妊娠が成立します。(CD25、制御性NK細胞、制御性T細胞)

免疫寛容することが妊娠へ導く1つの鍵となります。

当院ではスーパーライザーを星状神経節に照射する事により免疫寛容を招きます

 

着床施術の症例

①28歳 不妊期間1年6ヵ月

当院に来院されるまで5回移植するも陰性。当院受診後1度目の移植にて陽性、無事出産。

移植した受精卵のグレード→good

 

②39歳 不妊期間5年

当院に受診前に5回移植。子宮筋腫の手術を行い6ヵ月妊娠負荷の為その間体を整えるため来院。子宮内フローラの検査結果も悪くラクトフェリン服用。当院に罹られ初めての移植で陽性判定。

移植した受精卵のグレード→AA

 

③38歳 不妊期間6年6ヵ月

転勤で鹿児島へ行かないといけないため福岡県の先生からの紹介で当院へ。チョコレート嚢腫、子宮筋腫、腺筋症あり。当院に来院されるまでに7回移植。病院との治療に加え当院で移植に向けた施術を行い、1度目の移植にて陽性。

移植した受精卵のグレード→AA

 

④36歳 不妊期間6年 3人目挙児希望

第3子を望むも第2子を出産後4度の流産。病院にて検査の結果プロテインS欠乏症、プロテインC欠乏症という血栓ができやすい疾患があることが判明(不育症)。治療開始後3ヵ月でタイミングにより妊娠。無事出産に至る。

 

⑤39歳 2人目挙児希望

当院に来院される前に2回の移植。当院施術後1回目の移植で陽性。

移植した受精卵のグレード→good

 

⑥38歳 不妊期間3年4ヵ月

来院時には採卵も済まされ1度移植(ガードナー分類AA)を行うも陰性。悩んでいたところ知人から紹介され来院。生理痛も酷かったが施術繰り返す内に楽になる。子宮鏡検査、フローラ検査正常。1回目の移植で陽性、無事出産に至る。

移植した受精卵のグレード→AA

 

⑦35歳 不妊期間2年6ヵ月

受診前に既に採卵6回、移植を5回行っていたが陰性。フローラ検査も問題なし、4分割、3分割胚を同時移植し判定陽性。無事出産に至る。

移植した受精卵のグレード→グレート1

 

⑧30歳 不妊期間1年

受診前採卵1回、新鮮胚移植、凍結融解胚移植をそれぞれ1回、計2回の移植を行うも陰性。最後に残ったBBを移植し陽性。

移植した受精卵のグレード→BB

 

⑨34歳 不妊期間2年9ヵ月

受診前に採卵を行い移植に備えていたが、内膜が厚くならないために受診。受信時6㎜、受診後7.8㎜で陽性。

移植した受精卵のグレード→AA

 

⑩34歳 不妊期間3年9ヵ月

受診前AAを移植するも陰性。凍結している受精卵を移植する為に来院。BBをダブル移植で陽性。

移植した受精卵のグレード→BB

 

⑪43歳 不妊期間1年2ヵ月

受診前に採卵2回、移植を2回お行うも陰性。最後の1個を前に何かできることをしたいと来院。移植周期での内膜厚9㎜、移植を行い陽性。

移植した受精卵のグレード→分割胚グレード2

 

鍼灸院に来院される時には多くの方が1度は移植されています。移植は妊娠の可能性の高い胚から行います。質の良い卵子を移植しても着床しなかったものが、鍼灸施術を行った後着床している症例もみられます。

現在海外では統合医療が進んでおり、鍼灸やヨガ、瞑想などが盛んに体外受精を行う中に取り組まれております。それに伴い、鍼灸の研究も多く行われ数多くの論文や文献により鍼灸が有効である報告が出てきています。

最近出された文献による結論は以下の通りです。

最近出された文献による結論

 

The pathway analysis showed that DEmiRNAs might be involved in acupuncture therapy via Endocytosis, Axon guidance, Oxytocin signaling, the Hippo pathway, and Estrogen signaling pathways.

鍼治療はエンドサイトーシス、軸索反射、オキシトシン伝達、Hippo経路及びエストロゲンシグナル伝達経路によりDEmiRNAに関与している可能性を示した。

また「産科と婦人科11月号」の中で、『11.鍼灸による着床改善』を京都なかむら第二針療所の中村先生が執筆されました。

この中で、論文報告「miRNA-seqによる鍼灸が子宮内膜着床能へ与えるメカニズムの解明」を説明されています。

2019年にZhongらによって発表されたシステマティックレビュー、また解析において鍼灸は内膜を厚くさせ、内膜3層パターンを増加、妊娠率が向上させるとしています。

更に実際に分子レベルで鍼灸が着床に及ぼす影響について研究した論文のエッセンスを翻訳し紹介されています。

これについては当院で詳しくお伝えいたします。

鍼灸治療は着床に関わる子宮内膜の遺伝子に何らかの変化を与えており、症例のような結果に繋がるのではないかと考えています。

 

スーパーライザーと鍼灸併用

スーパーライザー

はりきゅう院さくらでは、鍼灸治療と合わせてスーパーライザー(低反応レベルレ―ザー治療器)を使用しています。

直接的並びに間接的な血流増大効果と細胞機能正常化作用によると思われる治療効果を期待し、星状神経節、卵巣動脈、寛骨閉鎖孔、子宮動脈などに照射し、生殖機能の賦活を図っています。

星状神経節に照射することで視床下部に作用し、自律神経系・内分泌系(ホルモンバランス)・免疫系の歪みを回復させることを期待します。

星状神経節

また、星状神経節への照射は、交感神経の興奮を抑制させ、リラックス状態を作る事により、末梢血における免疫細胞の活性を減少させます。照射後の脳の血流変化、手と顔の体温の変化がこちらになります。

 

正常神経節照射後の脳血流の変化

スーパーライザー星状神経節照射後の手と顔の温度変化

”日本レーザーリプロダクション学会で『女性不妊症へのLLLT(低反応レベルレーザー治療)の影響』として、以下の事項の説明がありました”

1.皮膚・子宮の粘膜の若返り
2.筋肉の柔軟性の増加
3.疼痛・肩こり・腰痛・生理痛等々の疼痛緩和
4.生理不順の改善
5.30~40%増の脳血流量
6.血液やリンパ流の改善
7.子宮や卵巣の血流の改善による受精卵着床の改善
8.血管が新生する
9.ホルモンバランスの改善
10.神経の賦活化
11.卵管周囲の瘢痕の縮小軟化による絨毛運動の改善
12.抗アレルギー反応による受精卵の易着床と難流産
13.ミトコンドリアの増加による易妊孕性
14.採卵数の増加
15.受精卵の均等分割
16.(ART+LLLT)による妊娠率の上昇
※日本レーザーリプロダクション学会とは生殖医療施設の医師で構成されている学会です。私も昨年、今年と参加さしてきました。

スーパーライザー照射の様子

ここにも記載されておりますように、血流がよくなるだけではなくミトコンドリアの活性にもレーザーを照射することで効果を表します。

ミトコンドリアは、細胞内に存在する細胞内小器官です。ATP(エネルギーを作る)の産生やアポトーシス(細胞死)において重要な働きを担っています。ミトコンドリアは独自のDNA(mtDNA)が存在しており、ミトコンドリアにおけるエネルギー産生に重要な遺伝情報を持っています。

ミトコンドリアの働きとしては、細胞内におけるエネルギーの産生の役割、アポトーシス、運動時筋肉を収縮させるためのエネルギーとして働きます。身体を動かすこと、酸素を使って行動している我々にはとても大切な働きをしてくれています。

妊娠出産に関しても、卵子の質であったり、受精卵の分割に、着床時に内膜に潜り込む行為にも多くのエネルギーが必要になります。男性の精子にも関係してきます。

このミトコンドリアを活性してくれる低反応レベルレーザー(LLLT)と高反応レベルレーザー(HLLT)との違いは以下の通りです。はりきゅう院さくらで使用しているレーザーはLLLTです。

※ミトコンドリアがエネルギーを作り出す工程には、5つの複合体が絡んでいます。

1→2→3→4という風にエネルギーを渡していき最後5番目の複合体でエネルギーを放出するという形です。

この過程の中で4番目の複合体にシトクロムCオキシターゼという酵素があります。

この酵素がスーパーライザーの光を感知し働きを増していることがわかりました。

精子1匹にはミトコンドリアは13しかいないといわれる中、卵子中にはミトコンドリアが40万以上いるといわれています。

それだけエネルギーが必要だという事です。

受精した後、胚盤胞までの分割過程で膨大なエネルギーが必要になります。

この光はその手助けをしてくれるものと信じて使用しております。

スーパーライザーは細胞を活性化させる

妊娠が成立するまで

受精の瞬間

女性側

卵胞がしっかり育っているか

排卵はしているか

排卵された卵子が卵管采にキャッチされているか

男性側

膣内射精はできているか

精子の運動率は良いか

卵管膨大部までたどり着けているか

両方

受精できているか

受精できた場合、受精卵が正常に分割しているか

受精卵子宮底まで運ばれているか

子宮内膜は着床できる状態か

着床できるか

 

上記のすべての条件がそろい始めて妊娠が成立します。

逆を言えばこの中の1カ所だけでも異常があれば妊娠は成立しません。

補足として不妊となる要因は、精子が子宮頸管粘液へ進入しない・卵胞が十分に育たない・卵胞の破裂が起こらない

正常な黄体が形成されない・卵が卵管の口に取り込まれないなどです。

妊娠を望み、1年以上夫婦生活を営んでいても妊娠に恵まれない場合を不妊症といいますが、一般に排卵日が接近した

妊娠の可能性の高い時期に性交を持った場合、約20%の確率で妊娠が成立すると言われています。この割合で妊娠が成立

したとすると12か月後には約90%のカップルに妊娠成立することになります。

器質的な異常がない限り、適切なタイミングを図る事が第一選択です。

 

当院においても、タイミング指導により多くの方が妊娠されております。

なお、不妊の原因として器質的な原因(卵管采の形状不良、卵管閉鎖、子宮奇形)がある場合は、一度病院で受診の上で鍼灸治療を受けて頂く事が前提となります。

 

ART(高度生殖医療)と鍼灸

顕微授精ICSI

 

自然周期、アゴニスト法(ショート法、ロング法、ウルトラロング法)アンタゴニスト法、クロミフェン、セキソビット®などの様々な刺激方法と並行して鍼灸施術を行うことで、体調の管理、そして質のよい卵子を採卵してもらう。質の良い卵ほど、受精した後の分割つまり、グレードの良い胚盤胞まで成長する確率が高くなります。育卵

また、ET(胚移植)をする際の良質な子宮内膜の環境作りは、着床、妊娠の維持をする上では欠かせません。鍼灸で子宮への血流を向上させふかふかな布団を敷いてあげ、着床・妊娠に適した内膜に変化させていくように施術していきます。子宮

※上記に記入しております

 

着床のメカニズム

子宮内膜と着床

子宮内膜細胞はエストロゲン、プロゲステロンなどの卵巣性ステロイドホルモンにより直接的に調整を受けるが、子宮内膜が胚を受け入れるメカニズムの詳細については不明な点が多いです。胚盤胞は、正常月経周期では20~24日目に着床し、子宮内膜が胚を受け入れる期間は限られています。

この期間をimplantation window (着床の窓)といい、初期胚が胚盤胞へと文化するのに同調するように、排卵後から分泌期にかけて子宮内膜の分化も起こっています。

卵巣性ステロイドホルモンに反応した子宮の感受性は、3つの段階に分けられ、子宮内膜の各段階には様々な因子が発現すると考えられており、胚盤胞は内膜が受け取り準備ができた段階のみ着床します。また、この時期には上皮における細胞同士の結合が弱くなり、pinopodes(ピノポード)と呼ばれる突起物がみられるのです。

ピノポードの発現は、月経周期の中でも着床の窓に相当する約2日間とされ、プロゲステロン依存性であり、黄体期後期のプロゲステロン濃度とピノポードの月経周期を通じて最初出現と関連があると報告されています。このピノポードは子宮内膜の受容能の指標となり、着床の窓と相関します。

 

着床その2

着床の過程には、胚(卵)の接合、胚の接着、栄養膜細胞(卵を覆っている膜)の侵入の3つの過程があります。

着床は胚と内膜の間で巧妙に調節されており、この関係は胚と子宮内膜の成熟、さらには胚の接着、内膜への侵入を引き起こします。

胚ー子宮内膜間の物質の相互作用において免疫学物質の関与がしられています。

 

受精から着床まで

 

治療頻度

5日毎に2週間に3回、もしくは1週間に1回のペースでお越しください。

当院にて、なぜこのペースでの治療が必要なのか説明させて頂きます。

回数頻度はこの限りではございませんが、長く間隔をあける事はなるべく避けるようにしてください。

 

予約ホーム

 

施術費用

初診料¥1,000

施術費¥5,000円(スーパーライザーも含む料金設定になっていります)

※スーパーライザーは、星状神経節、腹部、臀部にそれぞれに照射致します。

JISRAMとは、全国の生殖医療専門医師に顧問、推薦を得ている鍼灸団体です

顧 問
久保 春海 先生(東京・渋谷橋レディースクリニック)
森本 義晴 先生(大阪・HORACグランフロントクリニック)
渡邉 浩彦 先生(京都・醍醐渡辺クリニック)

推薦者
小田原 靖 先生(東京都・ファティリティクリニック東京)
塩谷 雅英 先生(兵庫県・英ウイメンズクリニック)
俵  史子 先生(静岡県・俵IVFクリニック)
松田 和洋 先生(鹿児島県・松田ウイメンズクリニック)
松山 毅彦 先生(香川県・厚仁病院産婦人科)
向田 哲規 先生(広島県・広島HARTクリニック)
吉田 仁秋 先生(宮城県・仙台ARTクリニック)
(以上、氏名五十音順)

 

 

不妊鍼灸ネットワーク第二回公開講座

平成28年京都で行われた不妊鍼灸ネットワークの公開講座に参加しました。

レーザーリプロダクション学会での集合写真第12回日本レーザーリプロダクション学会にて参加させた不妊鍼灸ネットワークの先生方と。

 

一般社団法人 日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)第一回研修会にて

前不妊鍼灸ネットワーク改め、一般社団法人 日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)第一回研修会にて

JISRAM研修会IN名古屋で子宮内膜症に関し発表しましたJISRAM研修会IN名古屋で子宮内膜症に関し発表しました

第14回レーザーリプロダクション学会へ参加してきました。

レーザーリプロダクション学会へ参加してきました。

なかむら第二診療所 中村先生がレーザーリプロダクションの講座の中で資料を使用していただきました

なかむら第二診療所 中村先生がレーザーリプロダクションの講座の中で資料を使用していただきました。ありがとうございました。

松田ウィメンズクリニックにて松田先生、伊藤先生と記念撮影

松田ウィメンズクリニックにて松田先生、伊藤先生と記念撮影

~サプリメントと鍼灸のおはなし~で柿内鍼灸療院院長柿内先生が鍼灸のことを伝える補助として参加してきました。

日本受精着床学会へ参加。着床障害での子宮内膜フローラや慢性子宮内膜炎で最先端のお話を伺うことが出来ました

日本受精着床学会へ参加。着床障害での子宮内膜フローラや慢性子宮内膜炎で最先端のお話を伺うことが出来ました。

JISRAM IN 福岡での記念撮影

JISRAM IN 福岡での記念撮影

東京都渋谷にありますアキュラ鍼灸院にてJISRAM前夜研修会の風景。 手技の確認を行っております。1年に一度は確認が必要ですね

東京都渋谷にありますアキュラ鍼灸院にてJISRAM前夜研修会の風景。

手技の確認を行っております。1年に一度は確認が必要ですね!

JISRAM9月研修会。木場公園クリニックにて行われました。 遺伝子学、PRP療法、不妊カウンセリングなど多岐に学ぶことができました

JISRAM9月研修会。木場公園クリニックにて行われました。

遺伝子学、PRP療法、不妊カウンセリングなど多岐に学ぶことができました。

男性不妊にも力を入れています。九州で初めて精子観察を行うために顕微鏡を導入した鍼灸院です

男性不妊にも力を入れています。九州で初めて精子観察を行うために顕微鏡を導入した鍼灸院です。

嬉しい瞬間♪

嬉しい瞬間 赤ちゃん嬉しい瞬間 赤ちゃん1
嬉しい瞬間 赤ちゃん嬉しい瞬間 赤ちゃん出産報告
僕産まれたよ嬉しい瞬間 赤ちゃんを抱っこ
美人でしょやっと会えたね

妊活をされている皆様にこの瞬間が訪れますよう一生懸命頑張ります!

 

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