突発性難聴 耳鳴り めまい

 鍼灸×スーパーライザー

鹿児島市荒田にありますはりきゅう院さくらのサイトをご覧いただきありがとうございます。突発性難聴はどれだけ早く治療するかにより、予後が違う疾患と言われております。聴力固定まで1ヵ月と言われており、この期間に聴力が回復しなければ元に戻る可能性が低いとされています。当院では、鍼灸の刺激だけではなくスーパーライザーを使用して施術が特徴となり、鹿児島県では数施設の鍼灸院でしか受けることができません。詳しくは下記に記載しております。ゆっくりとお読みください。

コロナウイルス感染症対策

 

突発性難聴

 

突発性難聴はどれだけ早く治療に取り掛かるかにより予後が変わってきます。特に『聴力固定』までが勝負です。

 

最近の症例紹介

突発性難聴

72歳男性

朝は異変を感じなかったが電話を左耳にて使用したところ聞こえなかった。前日は聞こえていたため変に思い近隣の病院を受診。

突発性難聴の診断を受ける。ステロイド、メチコバールの服用開始も効果かなかったためセカンドオピニオンを受ける。

そこで10日間入院をしステロイドにメチコバールを服用しながら高気圧酸素療法を毎日行っていた。

しかし変化がみられなかったため退院し当院を受診。

3回の治療時点でここまで回復しました。

今まであまり回復がみられませんでしたが、3回の治療時点で4分法が95dB→57dBと約30㏈程回復しました。

症例beforeオージオグラム症例afterオージオグラム

 

現在はさらに3回治療を加え耳鼻科受診をしオージオメーターにて聴力検査を受ける予定。

本人には会話レベルでは問題はない、左耳でも電話で会話をすることが出来るというところまで回復しています。

発症されたその日に耳鼻科を受診した事、発症後約14日で当院を受診していただいた事が回復につながったのではないかと思います。

施術例

10月5日(4分法57.5㏈)10月17日(4分法20.0㏈)
症例2beforeオージオグラム症例afterオージオグラム

異変を感じ発症後すぐに病院へ受診。すぐ入院をしステロイドと高気圧酸素療法を行う。退院したその足で来院された時のオージオグラムが10月5日です。数回の施術を行い17日にオージオグラムを行うと4分法は20.0㏈まで回復していました。悩まれているすべての方に良い結果がでるとは限りません。でも可能性がある限りはりも選択肢の一つに考えてみられてはいかがでしょうか。

 

施術風景

鍼と併用し、さらなる相乗効果を上げていきます。

 

突発性難聴

ある時突然片側の耳が聞こえなく病気が突発性難聴ですが、ほとんどの患者さんで耳鳴りを伴い、さらに4割の方にめまいもあります。
障害が起きているのは内耳という部位で、感音難聴に分類されます。

伝音性難聴 感音性難聴説明
はっきりした原因はわかっておりませんが、ウイルスが原因という説や一時的な血管障害などが考えられています。
突発性難聴は、早期に治療をスタートするほど、よく回復することがわかっています。
発症してから48時間以内、遅くとも発症後2週間までに治療が望ましいとされています。
発症後3~4週間もすると、聴力が聞こえにくいまま固定されてします。これを聴力固定と言い治療が困難になってきてしまいます。

その他、耳管狭窄症は鼓膜がうまく振動せず、自分の声がこもって聞こえる・低い音の耳鳴り・伝音難聴などの症状が表れます。
メニエール病は突然、回転性のめまいを起こす病気で皆さんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
めまいを起こす疾患として良性発作性頭位めまい症・前庭神経炎などがあります。
自律神経の不調からもめまいや耳鳴りの症状が表れる事があります。
耳の症状を少しでも感じたらそのままにしておかずすぐに医療機関での診察を受けて、鍼灸との併用治療を行う事がベストだと考えています。

はりきゅう院さくらでは、内耳循環を大切にしています。

耳の外耳、中耳、内耳の説明

 

突発性難聴とは

突発性難聴とは、ある日突然何の前触れもなく耳が聞こえなくなる病気です。

 

突発性難聴の原因

突発性難聴の原因は、現在のところ確実な原因は不明です。
どうして内耳に障害が起きるかは、次の説があります。

内耳循環障害説
毛細血管の血流が妨げられ内耳に血液が十分に届かずに機能不全を引き起こす。

ウイルス感染が原因という説
感染症に対して抗炎症作用を持つステロイド剤が有効であることや、地域、時期により流行性がある事から

ストレス
ストレスと難聴の因果関係ははっきりしていませんが、突発性難聴を発症した人に、精神的ストレス、睡眠不足、肉体疲労があった時期に発症したケースもみられる

 

突発性難聴の症状とは?

突発性難聴の症状は、いつから耳の聞こえが悪くなったのか、はっきりと自覚できるほど突然に難聴が起こることが特徴です。難聴の多くは片方の耳に起こりますが、まれに両耳が同時に聞こえなくなることもあります。
症状が重い突発性難聴では、難聴が起こる前後に、耳鳴り、耳が詰まるように感じる(耳閉感)、めまいなどの副症状が起こることもあります。さらに、副症状から吐き気や嘔吐をともなう場合もあります。
しかし、突発性難聴には症状が軽度の場合もあり、突然難聴になったことに気づくことが難しいケースもあります。

 

突発性難聴の診断方法

「ある瞬間からはっきりした突然の難聴」があれば診断は容易です。耳鼻咽喉科で行われる耳の視診検査(耳鏡検査)で、次のような場合は突発性難聴が疑われます。
・外耳道に閉塞がない
・鼓膜にまったく異常が認められない
・聴力検査室で左右それぞれも聞こえの検査を行い、片方の耳の感音難聴が特定できる

 

突発性難聴の診断基準

厚生労働省では突発性難聴の診断基準を以下のように定めています 【主症状】
1.突然の難聴。文字通り即時的な難聴、または朝、眼が覚めて気付くような難聴。ただし、難聴が発生した時「就寝中」や「作業中」など、自分がその時何をしていたかを明言できるもの。
2.高度な感音難聴
3.原因が不明、または不確実
【副症状】 1.耳鳴り2.めまい、および吐き気、嘔吐
【診断の基準】 確実例 : 主症状、副症状の全事項をみたすもの 疑い例 : 主症状の1.および2.の事項をみたすもの

 

突発性難聴チェックシート

上記のうち、思い当たる項目が多いほど、突発性難聴の可能性があります。

突発性難聴チェックシート

 

 

音を聞く”ためのメカニズム

音を聞くためのチェックシート

 

音を集める外耳・空気の振動を感じる中耳

私達は、人の声や風の音、音楽など様々な音を聞き分けています。

それぞれの高低や大きさなど違いはありますが、すべての音の正体は空気の振動です。

空気の振動を一番初めにキャッチするところは耳です。

ここは耳介と言います。耳介は空気の振動を広く集める役割をしています。

耳介で集められた「音」は、外耳道を通り鼓膜を振動させます。

鼓膜の奥には鼓室という空洞があり、「耳小骨」という小さな骨があります。

耳小骨は「ツチ骨」「キヌタ骨」「アブミ骨」の3つの小さな骨でできています。

広い面積の鼓膜の振動エネルギーが、順にツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨と伝わる間に振り幅が狭まり、テコの原理で振動が約30デシベル増幅されます。

耳介から鼓膜までが外耳、鼓膜からアブミ骨の底までが中耳です。

ここまでは音は振動として伝えられていますが、内耳に入ると「音」として感知されます。

外耳、中耳、内耳説明

 

音を感知する内耳の仕組み

耳介で集められた空気の振動は外耳→中耳と伝わり、内耳で電気信号に変換され脳へ伝えられ「音」として認識されます。

中耳の耳小骨から伝わってきた振動は、内耳の蝸牛へ入っていきます。

 

精密機関の蝸牛

蝸牛の説明

蝸牛はカタツムリのようならせん状の組織です。

中は膜で仕切られた層になっており、上段が「前庭階」下段が「鼓室階」、その間が「蝸牛管」となっています。

前庭階と鼓室階は外リンパ液、蝸牛管は内リンパ液で満たされています。

前庭階と鼓室階は外リンパ液、蝸牛管は内リンパ液で満たされています

振動は、アブミ骨から前庭階の外リンパ液に伝えられ、蝸牛の上部「蝸牛頂」に向かっていきます。

この時、音の高さによって、蝸牛の特定の部位が強く振動して音を感知します。

音の高さによって、蝸牛の特定の部位が強く振動して音を感知します

 

音を感知するコルチ器

音を感知するのは、蝸牛の底にあるコルチ器という場所です。

蝸牛管には、上部に薄いライスネル膜、下部には丈夫な基底膜からなっています。

蝸牛管には、上部に薄いライスネル膜、下部には丈夫な基底膜からなっています基底膜の上にコルチ器があり、中に音を感受する「有毛細胞」があります。

有毛細胞の揺れが電気信号に変換され蝸牛神経から脳へと伝えられます。

そして電気信号が脳で処理されることで「音」として感知されます。

有毛細胞の揺れが電気信号に変換され蝸牛神経から脳へと伝えられます

音を聞くための経路のうち、空気の振動を伝える外耳から中耳までを伝音系と言います。

振動を音として感知するための内耳から聴神経、脳までが感音系と言います。

空気の振動を伝える外耳から中耳までを伝音系と言います。 振動を音として感知するための内耳から聴神経、脳までが感音系と言います。これらの経路に異常が起きると、耳鳴りや難聴が起きるわけです。

 

鍼灸×スーパーライザー

スーパーライザー内耳環境の改善

突発性難聴の原因は、はっきりした事はわかってはいません。

現在の所は内耳循環障害、ウイルス感染、ストレスが有力です。

この原因で内耳の環境が変わるということだけはわかっています。

そこではりきゅう院さくらでは内耳環境の改善目的とし、鍼灸とスーパーライザーを併用し施術していきます。

 

スーパーライザー照射の様子

 

星状神経節へ照射

 

星状神経節照射続いて内耳に向かい照射していきます。

内耳に向けて照射

 

治療の目的

①内耳の環境の改善

局所へアプローチを行い早期回復を促します。

鍼を耳周囲へ行い、スーパーライザーで内耳の循環改善を図ります。

鍼を耳周囲へ行い、スーパーライザーで内耳の循環改善を図ります

 

②自律神経系の改善

耳に症状が出られる方の中には、頸や肩がたいへん凝られていらっしゃる方がみられます。

筋肉には抗重力筋と言われるものがあり、抗重力筋には筋紡錘が多く存在します。

その中には多くの交感神経が分布していますので体が緊張状態になると筋肉は固くなってしまいます。

この筋肉に鍼やお灸を行うことで緊張を取り除くことをしていきます。

もう一つ、スーパーライザーを使用することにより交感神経を抑制していきます。

星状神経節へ照射することにより下記の変化がみられます。

脳血流に与える変化

脳血流の変化

 

身体に与える変化

スーパーライザー星状神経節照射後の手と顔の温度変化

突発性難聴の類似疾患

突発性難聴の症状に似た急性低音障害型感音難聴

突発性難聴の多くは聴力の悪化と改善を繰り返さないとされ、再発はしないとされています。もしも、難聴が繰り返される場合は、突発性難聴の症状と似た急性低音障害型感音難聴が考えられます。急性低音障害型感音難聴とは、突発性難聴と同じ内耳の聴神経にトラブルが起こり難聴になる感音難聴です。特徴は低音だけに障害が起こることです。

 

急性低音障害型感音難聴の症状

急性低音障害型感音難聴の症状は、急激に耳が聞こえなくなる場合や、耳が詰まったように感じられる耳閉感、低音の耳鳴りや低音が聞こえにくくなることがあります。原因は、内耳の蝸牛に内リンパ液が増え過ぎたことで起こると考えられており、何度も発作を繰り返します。急性低音障害型感音難聴は「蝸牛型メニエール」とも呼ばれ、めまいを伴わないメニエール病と呼ばれています。

 

最後に

突発性難聴は早期に治療を行えば、感音難聴にしては珍しく回復が望める疾患です。

また聴力固定(発症して1ヵ月経過)したものも回復を見せるケースもあります。

当院ではスーパーライザーを設備しているからこそ行える施術法があります。

あきらめずに施術を受けてみられてはいかがでしょうか。

ぜひご相談ください。

写真は大阪にありますもり耳鼻咽喉科で研修を受けてきたときのものです。

一つ一つの検査の意味を理解、再確認出来とても有意義な時間となりました。

 

みんなで記念撮影耳の中を検査
聴力検査骨伝導で音を聞きております

施術料金

初診料¥1,000円

施術費¥5,000円(スーパーライザーの使用料金も含みます)

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