神経の興奮を鎮める「光」と、
自己治癒力を引き出す「鍼」。
鹿児島市荒田で、どこへ行っても治らない
うつ・慢性疼痛に、科学的根拠に基づく
新基準のケアを。
鹿児島市荒田で、うつ症状・自律神経疾患・慢性疼痛に特化した専門施術を提供。当院では、星状神経節へアプローチする近赤外線療法「スーパーライザー」と、伝統的な「鍼灸」を掛け合わせ、脳と神経の緊張を深部から緩和します。薬だけに頼りたくない、あるいは従来の治療で変化を感じられなかった方へ。科学的エビデンスに基づいた独自のハイブリッド療法で、あなたの心と体の回復を最短ルートでサポートします。
鹿児島市荒田で、
「心の荷物」をそっと下ろせる場所。
毎日、本当によく頑張っていらっしゃいますね。 うつ病、パニック、自律神経の乱れ……。 目に見えない辛さは、周囲に理解されず、一人で抱え込んでしまいがちです。
はりきゅう院さくらは、そんなあなたの「止まり木」のような場所でありたいと考えています。
鍼(はり)で強張った体と神経を緩め、光の療法で脳をリラックスさせる。 薬だけに頼るのではなく、体の中からゆっくりと、良い状態へ書き換えていく。 すると、重かった心も、少しずつ軽くなっていくはずです。
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心と体の健康
うつ病:心だけでなく「体」にもサインが現れます
うつ病は、単なる「気持ちの持ちよう」ではありません。精神的なストレスや身体的な負荷によって、脳が本来の働きができなくなっている状態です。
「一日中気分が落ち込む」「何をやっても楽しめない」といった心の症状だけでなく、実は多くの身体的な症状が先に現れることも少なくありません。
早期に現れやすい「体」のサイン
- 睡眠の悩み: 寝付けない、夜中に目が覚める、熟睡感がない
- 全身の疲労感: 休んでも疲れが取れない、体が鉛のように重い
- 痛み・不調: 原因不明の頭痛、腹痛、食欲不振
【当院からのお願い】 日常生活に大きな支障が出ている場合や、症状が重篤な場合は、まず専門の医療機関(精神科・心療内科)への受診をお勧めしています。どこに相談すべきか迷われている方も、まずは一度当院へご相談ください。
実は身近な病気です(疫学)
厚生労働省の調査によると、日本では100人に約6人が生涯のうちにうつ病を経験すると言われています。
- 女性に多い傾向: 男性よりも約1.6倍多いことが分かっています。
- ライフステージの影響: 妊娠・出産、更年期など、女性特有のホルモンバランスの変化がうつ状態と深く関わっています。
注意が必要な「隠れたうつ」と「併発疾患」
うつ症状は、他の病気が背景にある場合や、それらに伴って引き起こされることがあります。
1. 精神疾患・身体疾患との関連
以下の疾患をお持ちの方は、うつ症状を併発しやすい傾向にあります。
- 精神疾患: 適応障害、不安障害、パニック症、双極性障害など
- 身体疾患: 糖尿病、甲状腺機能障害、脳血管障害、更年期障害など
02. 「慢性的な痛み」とうつの深い関係
最近の研究では、慢性的な痛み(しびれ、頭痛、腰痛など)を抱えている方は、特にうつ病を発症するリスクが高いことが分かっています。


なぜ「体のケア」がうつ病に良いのか
「気分が塞いでいるのに、なぜ鍼灸(体のケア)なの?」と思われるかもしれません。 うつ病の方は、身体的にも以下のような不調のループに陥っています。
- 自律神経の乱れ: 動悸、めまい、下痢・便秘
- 筋肉の過緊張: 体が強張り、リラックスできない状態
- 血流の低下: 脳や内臓への血流不足
これらの「慢性的で辛い体の症状」を鍼灸や光線療法で和らげることは、脳へのストレスを減らし、心の回復を後押しすることに繋がります。
ひとりで悩まず、まずはそのお体をお預けください。 心と体の両面から、あなたが健やかさを取り戻すお手伝いをいたします。
検査では異常がないのに「ずっと続く不調」
もしかしたら、自律神経のSOSかもしれません
「なんとなく体がだるい」「寝ても疲れが取れない」 そんな原因のはっきりしない慢性的な不調に悩まされていませんか?
自律神経は、私たちの意思とは関係なく、呼吸・体温・内臓の働きなどを24時間コントロールし続けている生命維持の要です。このバランスが崩れると、体中の至る所に「予報のない嵐」のような不調が押し寄せます。
こんなお悩み、ありませんか?
- 体のサイン: ひどい肩こり、頭や体が重い、手足の冷え、動悸
- 心のサイン: 気分の浮き沈みが激しい、やる気が出ない、イライラ
- 睡眠のサイン: 寝付きが悪い、夜中に目が覚める、朝が辛い
- 女性特有の悩み: 更年期の火照りや不調、生理前のイライラ
「アクセル」と「ブレーキ」のバランスが崩れていませんか?
自律神経には、活動モードの「交感神経(アクセル)」と、休息モードの「副交感神経(ブレーキ)」の2種類があります。
現代のストレス社会では、常にアクセルを全開にしている(交感神経が優位な)状態が続きがちです。
- 交感神経が優位すぎると… 体は常に「戦闘モード」。筋肉は硬くなり、血流が悪化し、心も休まりません。
- 副交感神経が働くと… 血管が広がり、血流が良くなります。内臓の働きも活発になり、心身が深くリラックスした「回復モード」に入ります。
鍼灸とスーパーライザーで「休息のスイッチ」を入れましょう
当院の施術は、頑張りすぎて戻らなくなった「アクセル」を緩め、眠っている「ブレーキ(副交感神経)」を優しく呼び覚ますことを得意としています。
- 鍼灸による転調作用: 皮膚や筋肉を刺激することで、神経の興奮を抑え、体温や血流を正常なリズムへ整えます。
- スーパーライザー(近赤外線療法): 首にある神経のポイント(星状神経節)に光線を照射する温ことで、脳の血流を改善。全身を「リラックスモード」へと強力にバックアップします。


鍼とスーパーライザーの脳血流量の変化
心と体を楽にするために
「性格のせいだから」「忙しいから仕方ない」と諦めないでください。 自律神経を整えることは、自分自身の体への「最高のご褒美」です。
はりきゅう院さくらで、心と体がふんわり軽くなる感覚を、ぜひ一度体感してみてください。
施術風景
星状神経節に照射を行い交感神経の働きによる緊張を緩和させます
自律神経疾患では前頭前野の血流を改善することが大切です


院長の田中は認定鍼灸師です。
認定鍼灸師とは、全日本鍼灸学会が定める
・安全で標準的な鍼灸治療を提供でき、医療機関と連携が行える、国民から信頼される鍼灸師の育成と認定を行う。
・鍼灸師が修得すべき知識・技能・態度を明確にし、それらに則って教育・評価することにより、鍼灸師の質を担保する。
上記を目標とする、高度な技術と知識を持つ鍼灸師のことです。
鹿児島には4名の鍼灸師が認定を受けております。
学会では精力的に発表を行っています。
全日本鍼灸学会九州支部会の学会では座長を務めさせていただきました。
鍼灸の発展に微力ながら貢献していきたいと思っております。

自律神経失調の本質は
「脳のホメオスタシス(恒常性)」
の機能低下にあります
鹿児島市荒田の「はりきゅう院さくら」では、自律神経の不調を単なる精神的な疲れとして捉えるのではなく、中枢神経および末梢神経のミスマッチ」として科学的に分析します。
自律神経系は、視床下部を司令塔として、循環、呼吸、消化、代謝を絶え間なく制御しています。しかし、過度なストレスや慢性疼痛が持続すると、この制御系に「ノイズ」が混じり、交感神経が異常に亢進したまま戻らなくなる「感作(Sensitization)」という状態に陥ります。
当院では、以下の3つの科学的知見に基づき、鍼灸とスーパーライザーを組み合わせた独自の「神経変調療法(Neuromodulation)」を提供しています。
1. 鍼灸が心拍変動(HRV)に与える影響
【エビデンス:自律神経の見える化】 システマティックレビューにおいて、鍼刺激は「心拍変動(HRV)」を有意に改善させることが示されています。これは、鍼が迷走神経(副交感神経)を刺激し、交感神経の過興奮を抑制する直接的なバイオフィードバックとして機能することを意味します。
出典:Chung JW, et al. "Effect of Acupuncture on Heart Rate Variability: A Systematic Review." Evid Based Complement Alternat Med. 2014.
2. HPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)の正常化
【エビデンス:ストレスホルモンの制御】 鍼灸施術は、ストレス反応の根幹である「HPA軸」の過活動を抑制し、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を適正化することが研究で示唆されています。当院の施術は、脳の「疲弊したスイッチ」をリセットし、内因性のオピオイドやセロトニンの放出を促す一助となります。
出典:Amorim D, et al. "Acupuncture and electroacupuncture for anxiety: a systematic review of the clinical evidence." CNS Neurosci Ther. 2013.
3. 星状神経節への近赤外線照射による脳血流量の調整
【エビデンス:脳深部のリラックス】 スーパーライザーによる星状神経節への近赤外線照射は、交感神経の緊張を緩和し、脳血流量、特に視床下部付近の血流を改善させることが確認されています。これにより、薬物療法だけではアプローチが難しい「脳の自律神経センター」の機能回復を目指します。
出典:Yokoyama K, et al. "Effects of linear polarized near-infrared light irradiation over the stellate ganglion area on cerebral blood flow." Masui. 1999.
なぜ、当院の「統合的アプローチ」が必要なのか
現代医学における薬物療法は、受容体に作用して症状を抑える「対症療法」として非常に優れています。しかし、自律神経の不調は、生活環境や身体的緊張が複雑に絡み合った「システム全体のバグ」です。
当院が行うのは、以下の「相乗効果」による根本的な再起動です。
- 鍼灸による末梢からの入力: 全身の筋緊張(抗重力筋の過緊張)を解き、脳へ「安全である」という信号を送ります。
- スーパーライザーによる中枢へのアプローチ: 脳血流を整え、司令塔である視床下部のオーバーヒートを鎮めます。
「未病」から「再発予防」まで
私たちは、診断名がつく前の「なんとなくの不調」を、体が発している重要なアラート(警告)だと捉えています。科学的な根拠に基づいたアプローチで、あなたの体が本来持っている「自己調整機能」を、もう一度正常な軌道へと戻していきましょう。
自律神経の乱れセルフチェック
「どこに相談していいかわからない」その不調、自律神経のサインかもしれません。
自律神経は全身の臓器をコントロールしているため、その乱れは「全身のあらゆる場所」に現れます。当てはまる項目が多いほど、神経系が過緊張状態にある可能性があります。
01. 精神面・脳のサイン(心の余裕がなくなっていませんか?)
- 気分の変動: 理由もなく不安になる、急に悲しくなる、やる気が出ない
- 思考の停滞: 集中力が続かない、判断力が落ちる、頭がボーッとする(ブレインフォグ)
- 感情のコントロール: 小さなことでイライラする、焦燥感(焦り)がある
- 感覚の過敏: 音や光が以前より眩しく・うるさく感じる、人混みが異常に疲れる
02. 頭部・感覚器のサイン(首から上の不快感)
- 慢性的な痛み: 締め付けられるような頭痛、頭の重だるさ
- 耳・口の異常: 耳鳴り、耳が詰まった感じ、口の渇き(ドライマウス)、味覚の違和感
- 目の疲れ: 目が疲れやすい、まぶたがピクピクする、乾燥する
- めまい・ふらつき: 立ちくらみ、ふわふわ浮いているような感覚
03. 胸部・呼吸・循環器のサイン(呼吸の浅さや動悸)
- 心臓の違和感: 動悸(ドキドキする)、不整脈、胸が締め付けられる・苦しい
- 呼吸の状態: 息苦しい、呼吸が浅い、いくら吸っても空気が入ってこない感じがする
- 血圧・体温管理: 血圧の激しい変動、急な顔ののぼせ(ホットフラッシュ)、異常な多汗、冷えのぼせ
04. 消化器・泌尿器のサイン(「第2の脳」である腸の乱れ)
- 胃腸の不調: 吐き気、胃のムカムカ、胸やけ、胃もたれ
- お通じの悩み: 慢性的な下痢・便秘、またはそれを繰り返す(過敏性腸症候群)、お腹の張り
- 排泄の悩み: 頻尿、残尿感、尿が出にくい(病院で異常なしと言われたもの)
05. 筋肉・骨格・生殖器のサイン(体の強張りとリズム)
- 慢性的な凝り: 湿布やマッサージでは取れない頑固な肩こり、背中の張り、腰痛
- 筋肉の異常: 手足の震え、過緊張(常に体に力が入っている)、筋肉のピクつき
- 女性特有の症状: 激しい生理痛、月経不順、更年期障害に伴う諸症状、不感症
- 関節・皮膚: 原因不明の皮膚のかゆみ、関節の痛み、しびれ
06. 睡眠・全身のサイン(回復力の低下)
- 睡眠障害: 寝付きが悪い、夜中に目が覚める、夢ばかり見る、朝起きた瞬間から疲れている
- 全身倦怠感: 体が鉛のように重い、異常に疲れやすい(易疲労)、日中の強い眠気
- 食欲の異常: 食欲不振、またはストレスによる過食
院長からのメッセージ:その「不定愁訴」を放置しないでください
医学的には、これらのはっきりとした原因が特定できない不調を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼びます。
「検査で異常がないから」と我慢を続けてしまうと、脳がその不快な状態を「通常」だと誤って学習してしまい、さらに深い症状(うつ病やパニック症など)へ移行するリスクが高まります。
当院では、これら多岐にわたる症状を個別に追うのではなく、「自律神経のトータルケア」によって、根本から整えていきます。
症状が慢性化すると
痛みの「正体」は、時間とともに脳内を移動します
急性痛から慢性痛へ:脳の変化を知ることが、改善への近道です
「どこに行っても、何をしても痛みが取れない……」 その理由は、痛みが長引くにつれて、脳の中で「痛みを感じる場所」が変わってしまっているからかもしれません。痛みには、大きく分けて3つのステージがあります。
第1ステージ:急性痛(「警告」としての痛み)
【脳の部位:体性感覚野】 ケガや炎症など、体の組織が損傷したときに起こる痛みです。脳の「体性感覚野」という場所が、「右足が痛い」「熱い」といった具体的な場所や強さを感知します。これは、体を守るための大切なアラート(警告)です。
第2ステージ:慢性痛の始まり(「感情」が入り混じる痛み)
【脳の部位:大脳辺縁系(前帯状回、扁桃体、島皮質)】 痛みが数ヶ月以上続くと、脳の担当部署が「感情」を司る「大脳辺縁系」へと移り変わります。
- 「いつまで続くのか」という不安
- 「なぜ自分だけ」という怒り
- 痛みによる抑うつ状態 この段階では、痛みが「不快な感情」と分かちがたく結びつき、痛みの回路が強化されてしまいます。
第3ステージ:慢性痛の定着(「脳の癖」による痛み)
【脳の部位:前頭前野(背外側前頭前野)】 さらに痛みが長期化すると、過去の痛みの体験や記憶、無意識の捉え方などが深く関係してきます。このとき、脳の司令塔である「前頭前野(背外側前頭前野)」が深く関与します。
本来、この前頭前野は「痛みを抑えるブレーキ」の役割を果たしていますが、慢性痛の状態ではこのブレーキが効きにくくなっている(機能低下)ことが分かっています。
司令塔「前頭前野」の重要な役割
慢性痛の改善において、鍵を握るのがこの「前頭前野(背外側前頭前野)」です。ここには主に以下のような役割があります。
- 痛みのコントロール: 脳から脊髄へ「痛みを抑える指令」を送り、ブレーキをかける。
- 感情の制御: 不安や恐怖に飲み込まれず、冷静に状況を判断する。
- 意思決定と記憶: 痛みに執着せず、前向きな行動を選択する。

脳の司令塔「前頭前野」の知られざる役割
なぜ、痛みの改善に「脳の機能」が重要なのか
慢性痛が定着してしまった脳では、司令塔である「前頭前野」がオーバーヒートしたり、逆に機能が低下したりしています。ここが正常に働くことで、私たちは痛みやストレスを適切に処理できるようになります。
前頭前野(背外側前頭前野)が担う、主な5つの役割をご紹介します。
1. 痛みのボリューム調整(下降性抑制系の活性化)
脳には、脊髄に対して「痛みの信号を通さないで」と命令を出す、天然の痛み止め機能(ブレーキ)が備わっています。前頭前野はこのブレーキのスイッチを入れる重要な役割を担っています。ここが機能低下すると、本来なら感じないはずの微細な刺激まで「激痛」として脳が受け取ってしまいます。
2. 感情のコントロールと客観視
不安、恐怖、怒りといった「大脳辺縁系」から湧き上がる激しい感情をコントロールします。前頭前野がしっかり働くことで、痛みに対して「また痛い、どうしよう」とパニックになるのではなく、「今は少し痛むけれど、すぐ落ち着くだろう」と冷静に客観視できる心の余裕が生まれます。
3. 意欲と前向きな行動の選択
「痛いから動かない」という回避行動ではなく、「少し動いてみようかな」という意欲を司ります。ドーパミンという報酬系のホルモンと密接に関わっており、生活の質(QOL)を上げようとする前向きなエネルギーの源となります。
4. 記憶の書き換え(痛みの学習をリセット)
脳は「痛みの体験」を強く記憶してしまいます。前頭前野は、その古い記憶を整理し、「痛みがない状態」という新しい情報を上書きする役割を持っています。「動いても痛くない」という成功体験を脳に定着させるために不可欠な部位です。
5. 作業記憶(ワーキングメモリ)の管理
仕事や家事など、複数のことを同時に処理する能力です。慢性痛の方は「常に痛みに意識が向いている」ため、このメモリが占有され、集中力が低下したりミスが増えたりします。前頭前野を整えることで、痛み以外のことに意識を向けられる「脳の空き容量」を取り戻します。

鍼灸とスーパーライザーが「脳の司令塔」をサポートします
慢性痛や自律神経失調症は、いわば「脳の疲労」です。 当院の施術は、以下のメカニズムで前頭前野の機能をバックアップします。
- 鍼灸の刺激: 末梢神経から脳へ良質な刺激(信号)を送り、神経の可塑性(変化する力)を引き出します。
- スーパーライザー: 星状神経節への照射により、前頭葉を含む脳深部の血流を改善し、司令塔が正常に働ける環境(栄養と酸素)を整えます。
「痛みへの捉え方」が変わり、脳のブレーキが再び効き始めることで、あなたの日常は確実に変わっていきます。
なぜ、鍼は「心と体」に効くのか?
理論に基づく「鍼の3つのメカニズム」
当院では、科学的根拠(エビデンス)に基づいた鍼灸施術を行っています。鍼が体に触れるとき、あなたの内部では驚くべき「修復のスイッチ」が入っています。
01. 「軸索反射」による血流の劇的な改善
鍼を打つと、その周囲がポッと赤くなることがあります(フレア現象)。これは神経を介した「軸索反射」によるものです。 鍼刺激が伝わると、神経末端からCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などの物質が放出され、血管を拡張させます。これにより、凝り固まった筋肉の血流が改善し、痛みの原因物質が洗い流されるだけでなく、組織の修復が加速します。
02. 「体性―内臓反射」による自律神経の書き換え
伊藤教授の研究でも重要視されているのが、皮膚や筋肉への刺激が内臓の働きを調節する「体性―内臓反射」です。 背中や手足の特定のポイントを刺激することで、その信号が脊髄を経由して自律神経の司令塔へと伝わります。これにより、過剰に働いている交感神経を鎮め、胃腸の動きや心拍数を正常なリズムへと引き戻します。「鍼を打つとお腹が動き出す」「リラックスして眠くなる」のは、この反射が正しく機能している証拠です。
03. 「脳の情動ネットワーク」への介入
最新の知見として注目されているのが、鍼が脳の「報酬系」や「情動制御系」に与える影響です。 鍼刺激は、脳内麻薬とも呼ばれるオピオイドの分泌を促し、痛みの伝達をブロックします。さらに、伊藤教授は鍼灸が「脳の疲労」を軽減し、うつ症状や慢性疼痛に関わる「前帯状回」や「扁桃体」の過剰な興奮を抑制することを報告しています。これにより、心の緊張が解け、前向きな意欲が湧きやすい脳内環境が整います。
鍼灸は「自分自身を治療する力」
を最大化するツールです
鍼灸の役割を「生体が本来持っているセルフケア機能をサポートすること」と定義されています。
- 痛みを脳が学習してしまった状態(慢性痛)
- ストレスで脳が疲弊してしまった状態(抑うつ)
これらに対し、鍼灸は末梢(体)から中枢(脳)へと良質な信号を送り続けることで、バグを起こしたシステムを正常な状態へと「再学習」させていくのです。
当院では、この理論に基づき、一人ひとりの神経の状態に合わせた「深さ」「場所」「刺激量」を緻密に計算して施術を行っています。

脳の司令塔を「光」でリセットする最先端療法
当院では、鍼灸施術のポテンシャルを最大限に引き出すため、医療現場でも高く評価されている「スーパーライザー(直線偏光近赤外線治療器)」を導入しています。
多くの治療院で使用されている一般的な赤外線治療器との決定的な違いは、その「深達度(浸透する深さ)」にあります。
なぜ、スーパーライザーが「自律神経」に効くのか?
その秘密は、首にある神経の要所「星状神経節(せいじょうしんけいせつ)」への照射にあります。ここをピンポイントで刺激することで、脳の視床下部を中心とした自律神経系にダイレクトに働きかけます。
エビデンスに基づいた3つの強み
1. 脳血流量の増加と視床下部の安定
システマティックレビューにおいて、星状神経節への近赤外線照射は、脳内の血流状態を改善し、特に自律神経の司令塔である「視床下部」の機能を安定させることが示唆されています。これにより、薬物療法ではアプローチが難しい「脳のオーバーヒート」を鎮めます。
出典:Yokoyama K, et al. "Effects of linear polarized near-infrared light irradiation over the stellate ganglion area on cerebral blood flow." Masui. 1999.
2. 全身の血管を拡張させ「強制リラックス」状態へ
スーパーライザーの照射は、交感神経の過剰な緊張を物理的に遮断(ブロック)します。研究では、照射後に手足の皮膚温度が上昇し、末梢血流が改善することが確認されています。これは、体が「戦うモード」から「回復モード」へ強制的に切り替わった証拠です。
出典:Litscher G, et al. "High-tech acupuncture and near-infrared spectroscopy in Patients with depression." (Review of clinical laser monitoring).
3. 痛みの閾値(しきいち)を上げ、慢性疼痛を緩和
慢性疼痛に関する研究では、近赤外線療法が痛みの伝達物質を抑制し、痛みを抑制する脳内物質の放出を促すことが報告されています。鍼灸と併用することで、痛みのブレーキ(下降性抑制系)をより強力に再起動させることが可能です。
出典:Chow RT, et al. "Efficacy of low-level laser therapy in the management of neck pain: a systematic review and meta-analysis." Lancet. 2009.
他院にはない、当院だけの「スーパーライザー × 鍼灸」の相乗効果
スーパーライザーを置いている施設は他にもありますが、「精神科領域および慢性疼痛の専門知見」を持って運用している点は、当院の大きな強みです。
- 「点」の鍼 + 「面」の光: 鍼によるピンポイントな神経刺激と、スーパーライザーによる広範囲かつ深部への血流促進を組み合わせることで、従来の鍼灸単独療法よりも早い段階での変化を目指します。
- 副作用のない「星状神経節ブロック」に近い効果: ペインクリニックで行われる「注射によるブロック注射」のような恐怖心やリスクがなく、光を当てるだけで同等のリラックス効果(星状神経節近傍照射療法)を追求できます。
こんな方にこそ、この「光」が必要です
- 常に緊張していて、力が抜けない方
- 薬を飲んでも、頭のモヤモヤ(ブレインフォグ)が取れない方
- 慢性的な不眠や、冷えのぼせに悩んでいる方
- 鍼の刺激に対して非常に敏感(HSPなど)で、より優しい導入を求めている方
よくあるご質問:
科学的根拠に基づいた
「心と体の対話」
不安や疑問を解消することが、治療の第一歩です。医学的知見に基づき、皆様の懸念にお答えします。
精神的な不調に対して、なぜ「体に鍼をする」ことが効果的なのでしょうか?
脳への「感覚入力」を通じて、神経回路の再構築を促すからです。 心の問題は、脳という臓器の機能エラーでもあります。鍼刺激は、末梢神経を介して脳の「視床下部」や「大脳辺縁系」に直接的な感覚入力を届けます。これにより、ストレスで過敏になった扁桃体の興奮を鎮め、神経伝達物質(セロトニンやオキシトシンなど)の分泌バランスを整えることが研究で示されています。 私たちは、鍼を単なる刺激ではなく、「脳をリセットするための信号」として捉えています。
病院で処方されている薬を服用中ですが、併用しても大丈夫ですか?
はい、むしろ積極的な併用(統合医療)をお勧めしています。 当院の施術は、薬物療法と競合するものではありません。薬が「受容体への化学的アプローチ」であるのに対し、鍼灸は「生体機能の土台(自律神経)を整える物理的アプローチ」です。 土台が整うことで、結果として薬の効きが良くなったり、薬による胃腸の不調などの副作用を和らげたりする効果が期待できます。主治医の治療方針を尊重しながら、回復を加速させるためのパートナーとして当院をご活用ください。
うつ」と診断されてはいませんが、倦怠感や頭痛が続いています。そんな状態でも通って良いのでしょうか?
もちろんです。その「未病」の状態こそ、鍼灸の最も得意とする領域です。 現代医学の検査(血液検査や画像診断)で異常が出ない段階でも、体は「脳血流の低下」や「抗重力筋の過緊張」という形でSOSを出しています。 「診断名がつかない=異常なし」ではありません。私たちはその微細なサインを読み取り、病気へと進行する前にシステムを正常化させます。労働者の疲労改善効果は臨床的にも証明されており、パフォーマンス向上を目的に来院される方も多くいらっしゃいます。
他の鍼灸院や整体と「はりきゅう院さくら」の施術は何が違うのですか?
「神経変調療法(Neuromodulation)」の精度と、スーパーライザーの併用です。 当院では、単にこっている場所を打つのではなく、解剖学的な根拠に基づき自律神経節や脳血流に影響を与えるポイントを厳選します。 特に、スーパーライザーによる星状神経節照射を併用できる点は大きな違いです。鍼による「点」の刺激と、近赤外線による「深部」への血流アプローチを組み合わせることで、従来の施術では到達しにくかった脳幹部への影響を最大化させ、相乗効果を狙います。
どのくらいの頻度で通えば効果を実感できますか?
生理的な変化(睡眠や食欲の改善)は数回で現れることが多いですが、根本的な「神経の安定」には3ヶ月が一つの目安です。 細胞や神経のサイクルを考慮すると、慢性化した症状を書き換えるには一定の期間が必要です。
- 初期(1〜4回): まずは交感神経の過緊張を解き、「ぐっすり眠れる」「お腹が空く」といった生命維持機能の回復を目指します。
- 中期(2ヶ月〜): 気分の波が安定し、日常のストレスへの耐性が高まってくる段階です。
- 長期(3ヶ月〜): 体調が良い状態で安定し、再発しにくい体質へと定着させていきます。 患者様のライフスタイルに合わせた最適なプランを、初診時に詳しくご提示いたします。
ずっと体が痛い(慢性疼痛)のですが、これが心の不調と関係あるのでしょうか?
はい、医学的に「痛み」と「心」は脳内の同じネットワークで処理されています。 慢性的な痛み(頭痛、腰痛、しびれなど)が続くと、脳内の下行性抑制系という「痛みを鎮めるブレーキ」が壊れ、脳は常にストレスに晒されます。これが続くとセロトニンが枯渇し、結果としてうつ症状を併発するリスクが高まります。 当院では、痛みを「単なる局所の問題」ではなく「脳の過敏状態」と捉え、鍼灸によって脳の痛みに対する閾値(しきいち)を正常化させるアプローチを行います。
出典:Bair MJ, et al. "Depression and pain comorbidity: a literature review." Arch Intern Med. 2003.
HSP(非常に感受性が強い)で、強い刺激や薬に弱いのですが、施術は受けられますか?
そのような方にこそ、当院の「低刺激・高効率」な施術が適しています。 自律神経が乱れている方は、感覚過敏の状態にあることが多く、強いマッサージや強い電気刺激は逆効果になることがあります。 当院では、非常に細い鍼を使用し、皮膚にある感覚受容器をやさしく刺激することで、中枢神経に「安心」を伝えます。スーパーライザーによる非接触の光線療法も併用し、最小限の負担で最大の神経調整効果(Neuromodulation)を引き出しますので、ご安心ください。
胃腸の調子が悪く、便秘や下痢を繰り返しています。これも自律神経のせいですか?
「脳腸相関」といって、脳と腸は自律神経(迷走神経)を介して密接に繋がっています。 ストレスで脳が不安を感じると、瞬時に腸に伝わり、腹痛や排便異常を引き起こします(過敏性腸症候群など)。逆に、腸内環境の悪化が脳の炎症を招き、うつ症状を悪化させることも分かっています。 鍼灸には消化管の運動を正常化させる「体性-内臓反射」というメカニズムがあります。お腹の調子を整えることは、心の安定を取り戻すための「裏口からのアプローチ」として非常に有効です。
出典:Takahashi T. "Mechanism of acupuncture on neuromodulation in the gut-brain axis." J Neurogastroenterol Motil. 2011.
毎日仕事が忙しく、休職はできません。働きながらでも改善は可能でしょうか?
もちろんです。むしろ「崩れきる前のメンテナンス」が、将来の休職リスクを大幅に下げます。 「うつ病の診断は受けていないが、明らかに以前よりパフォーマンスが落ちている」という状態は、労働科学において非常に重要視されています。 鍼灸には精神的・身体的疲労感(Burnout)を軽減し、集中力を高める効果が認められています。当院は、あなたが「働き続けながら、本来の力を発揮できる状態」に戻るための、心身のピットストップのような存在でありたいと考えています。
症状が良くなった後も、通い続ける必要はありますか?
再発予防(再発率の低下)のために、月1回程度の定期管理をお勧めしています。 うつ症状や自律神経疾患は、季節の変わり目や強いストレスによって再発しやすいという特徴があります。 良くなった状態を脳に「デフォルト」として記憶させるには、神経可塑性(脳の書き換え能力)を利用した定期的な微調整が効果的です。多くの患者様が、体調が安定した後も「心身のバロメーター」を確認するために通院されており、それが結果として長期的なQOL(生活の質)の維持に繋がっています。
鍼灸が「セロトニン」を呼び覚ます
脳内から始まる心の回復
うつ症状や自律神経の乱れを抱えている時、脳内では「セロトニン」という神経伝達物質が不足し、感情のコントロールが困難になっています。鍼灸施術は、このセロトニン系を物理的な刺激によって再起動させる、極めて有効なアプローチです。
01. 鍼刺激とセロトニン分泌の科学的根拠
【エビデンス:脳内伝達物質の正常化】 システマティックレビューにおいて、鍼灸刺激は脳内のセロトニン、およびエンドルフィンの放出を促進することが確認されています。特に、鍼刺激が「縫線核(ほうせんかく)」というセロトニン合成の中心地に働きかけ、神経伝達の滞りを解消することが示唆されています。
出典:Yoshimoto K, et al. "Acupuncture Stimulates the Release of Serotonin, but Not Dopamine, in the Rat Nucleus Accumbens." Advan. Antarct. Res. 2006. 出典:Amorim D, et al. "Acupuncture and electroacupuncture for anxiety: a systematic review of the clinical evidence." CNS Neurosci Ther. 2013.
02. 「心地よい刺激」が脳の報酬系を動かす
鍼を打った直後に感じる「ふわっとしたリラックス感」は、感覚神経から脳へと信号が伝わり、脳内麻薬様物質とセロトニンが同時に放出されることで起こります。これにより、ストレスで過敏になった扁桃体の興奮が抑えられ、パニックや不安感が物理的に和らいでいきます。
「セロトニンを増やす」セルフケア習慣

施術の効果を持続させ、再発しにくい体を作るためには、日常の「セロトニン貯金」が欠かせません。今日から取り入れられる3つのポイントをお伝えします。
① 「トリプトファン」を意識した食事
セロトニンの材料となるのは、アミノ酸の一種「トリプトファン」です。これは体内で作ることができないため、食事から摂る必要があります。
- おすすめの食材: 大豆製品(豆腐、納豆、味噌)
- 乳製品(チーズ、ヨーグルト)
- バナナ(トリプトファン+炭水化物+ビタミンB6を同時に摂れる最強のセロトニン食です)
- 赤身の魚や肉、卵
- ポイント: 炭水化物(糖質)と一緒に摂ることで、トリプトファンが脳へ取り込まれやすくなります。
② 「朝のリズム」を整える
セロトニンは、太陽の光を浴びることで合成が始まります。
- 日光浴: 起床後30分以内に、15分程度太陽の光を浴びましょう(曇り空でも十分効果があります)。
- リズム運動: 「一定のリズム」で筋肉を動かすこともセロトニン分泌を促します。5分〜15分の軽い散歩、よく噛んで食べる(咀嚼)、深い腹式呼吸などが効果的です。
③ 「触れ合い」と「癒やし」の時間
セロトニンは別名「癒やしのホルモン」とも呼ばれます。
- グルーミング(触れ合い): 家族やペットとの触れ合い、あるいは信頼できる施術者による鍼灸マッサージの「心地よい接触」そのものが、セロトニン分泌を強力にサポートします。
- スマホを置く時間: 夜の強い光(ブルーライト)はセロトニンの生成を阻害します。寝る1時間前は、心身を「オフモード」にする習慣を。

結論:鍼灸は「セロトニンを自給自足できる体」のトレーニング
鍼灸の役割は、単に一時的にセロトニンを増やすことだけではありません。 定期的な施術によって脳の反応を整えることで、「自分の体で、必要な時に、必要な量のセロトニンを出せる状態」へと体質を書き換えていくことにあります。
「最近、笑えなくなった」「理由もなく不安になる」 それは、あなたの脳が少しだけ「材料不足」になっているだけかもしれません。
はりきゅう院さくらで脳と体をリセットし、食事や生活習慣を整えることで、穏やかな日常を一緒に取り戻していきましょう。
患者さんの症例
【症例1】60代 主婦 頭痛 肩こり 動機 めまい 不安感
~主訴~
めまい
~お悩み~
頭痛 肩こり 動機 めまい 不安感
めまいがあることで不安感が起き、不安感が現れると動機が起こるということでした
当院へ来院される時には心療内科や産婦人科へ受診されており
心療内科では自律神経に異常があるのではないか?
婦人科では更年期などと診断されていたようです
もう少し良くなる方法がないかとインターネットで調べ来院してくださいました
めまいの症状は不動性のめまい(フワフワする感じ)とのことでした
ひどい時はソファーから立ち上がることも難しくなり寝込んでしまうこともあったそうです
~鍼灸の施術~
仰向け:手足・腹部・頭部へ
うつ伏せ:頸部・背中の自律神経を整えるように行いました
~経過~
施術を繰り返すうちにめまいの症状は緩和し寝込むことはなくなりました
それと同時に動機が起こることも少なくなりました
肩首こり感も以前より楽に
~感想~
①めまいが起こる→②不安感が起こる→③動機発生 という悪循環でした
めまい症状が収まることで②と③の症状が起こらなくなる
また肩こり症状の緩和や頭痛頻度の減少など、生活の質が向上したとのことでした
鍼灸は筋肉のこりにはもちろん自律神経を整える作用もあります
今回は功を奏した症例で嬉しい限りです♪
これからもメンテナンスしていき活気ある生活を送っていきましょうね!
【症例2】50代 女性 首こり肩こり 睡眠障害
~お悩み~
肩こり 背中のこり 睡眠中途中で目が覚めてしまう 美容(脂性肌、お顔のたるみ、顎のたるみ、顔のハリ感、ほうれい線、しみ、毛穴の開き)
~主訴~
肩こり 背中のこり
仕事を始めてから首と肩甲骨の内縁の辺りが凝るようになったという患者様。重だるいような感じがずっと続いているようでした。お風呂に入って温めたりすると楽になるようです。酷くなると頭痛も起きるほど。特に梅雨時は酷くなる。頭痛は痛み止めを飲んで対処しているとのことです。
最近始めたパートで疲れているせいか夜寝ている時に目がさせてしまうとのこと。神経が高ぶっているのかもしれないと訴えがありました。以前から気にしていただけたようで勇気を振りしぼってご予約をいただけました。
~受けたメニュー~
美容鍼+首肩こり改善
~鍼灸施術~
仰向け:顔面部へ美容鍼、スーパーライザーを星状神経節、顔面神経近傍へ照射
うつ伏せ:首、肩、背中にはりを行い、スーパーライザーを頸部へ照射
~経過~
2診目にご来院いただいた時は肩や背中はだいぶほぐれ楽に過ごせたと仰られました。睡眠の方も目覚める回数が少なくなったと喜んでくれました♪
~感想~
施術を受けた後のなんとも言えない表情が印象的です。気持ちよかったと言っていただけて嬉しい限りです。頭皮へはりを刺し低周波をかけることで血流や機能面に影響が出てきていることがわかっています。睡眠の問題にはこの方法を用いており良い成果を出せていると感じております。お悩みの方はぜひご相談ください。
【症例3】40代女性 倦怠感 手のしびれ めまい 中途覚醒
担当:ナルミ先生
~悩み~
倦怠感 手のしびれ めまい感 中途覚醒
~主訴~
倦怠感
1ヶ月前から疲れが取れず、仕事に行くためには栄養ドリンクを飲まないと行けないほどの疲労感がある。
心当たりとしてはご家族関係で色々あり忙しかったと話されていました。
仕事も家事も休めないがやらないといけないので、何か変わらないかと藁にもすがる思いで来院されました。
ブログ画像~鍼灸施術~
メニュー:顔なし全身治療
仰向け:手足 腹部 頭 に鍼やお灸
うつ伏せ:首 肩 腰 に鍼やお灸
スーパーライザー:のど(星状神経節へ照射し自律神経調節) 頚部 耳中
マッサージ
~経過~
初回は話すのもやっとなほど疲れ切っていらっしゃいましたが、2回目以降は栄養ドリンクも不要になり、ご本人も驚くほどの回復を実感されたとのことでした。
初診時の疲れを「10」とすると、今は「1~2」ほどにまで改善。現在は1~2週に1度のペースで来院されています。
~感想~
「休みたいけれど休めない」「やらなければならないことが多い」そんな思いを抱え、体にムチを打ちながら過ごしている方は少なくありません。
ほんの少し自分の心身に向き合う時間を持つことで、調子や気持ちが大きく変わるきっかけになります。
自律神経の調節に加えて、生活の背景を汲み取るように会話を行うよう意識していました。
施術を重ねるごとに表情が和らぎ、会話も増えていく様子を見て安堵しております。
これからも安心してホッとできる時間を提供できるよう心がけていきたいと思います!
【症例4】30代 男性 パニック症 不安症 双極症
~主訴~
パニック症
~お悩み~
めまい 動悸 息切れ・息苦しさ 抑うつ感
来院時は仕事が激務だったため体調を崩し休職していた。1人で家にいる時に仕事のことなどを考えている最中に動悸や息苦しさが現れた。思えば以前も同じような症状が出ていた気化するとのこと。飛行機に乗る時、暗い部屋、閉所も苦手。動悸が起こり不安に押し潰されそうになる。今の現状に納得いかず、受け入れられない。病院にも既に掛かられており診断もついていた(双極性障害・パニック症・不安障害)。お薬も毎日服用しており減薬も考えていたこともあり、もう少し良くなることを期待しインターネットで調べご来院されました。
~受けたメニュー~
【自律神経を整える】スーパーライザー・鍼灸施術で気になる症状緩和を
~鍼灸施術~
仰向け:手足、腹部、頭部へはりを行う。スーパーライザーを星状神経節、耳へ照射。
うつ伏せ:頸部や肩背部、腰部へはりを行う。スーパーライザーを頸部へ照射。
~経過~
1診目後から2診目の間では、毎日服薬していたお薬をあまり飲まなくても過ごせるようになった。1人でいると色々と考えて動悸が出ることがある。3診目のころには動悸はまだあるものの以前よりだいぶ過ごしやすくなった。薬の服用はなし。1、2診目は奥様といらしてましたがこの時から1人でご来院されました。1人で行動ができるまでになりったようです。
~感想~
現在もパニック発作は起こっているようですが回数の強さも減少しているようです。施術を受けることはもちろんですが、抱えている悩みを聴かせていただけること、また患者様が話すことでご本人様が気づくこともあります。4診目もたくさん話をしていただきました。帰りにはスッキリされた顔でした。ちょっとずつ回復していきましょうね。
【症例5】50代 女性 めまい 首肩こり 動悸 自律神経
~お悩み~
回転性めまい 自律神経 動悸 寝つきが悪い 便秘と下痢を繰り返す 情緒不安定
~主訴~
めまい
初来院の4日前より頭を下げた時、寝返りで回転性のめまいが起こった。来院の2日前が1番辛かったとのこと。脳外科へ受診しMRIを受けるも異常なし。耳鼻科へも受診しており内耳や良性発作性頭位めまい症ではないと言われストレスが原因ではないと言われた。職場でのストレスがあり動悸も見られるとのこと。夜寝付きも悪くなりベットに入ってから2、3時間寝れないこともあり、寝ても2、3時間で目が覚めてしまう。情緒も不安定になっているとご本人も自覚していました。また便秘と下痢を繰り返していることもあり改善を求めインターネットで調べてご来院くださいました。
~受けたメニュー~
めまい 耳鳴り 突然耳が聴こえなくなったまたは聴こえにくい
~鍼灸施術~
仰向け:手足、腹部、頭部へはりを行い頭部へは低周波肺通電を行いました。スーパーライザーを星状神経節、上位頸部へ照射
うつ伏せ:首、肩、背中にはりを行い、スーパーライザーを頸部へ照射
~経過~
めまい、動悸は3診目(初診から16日目)にはもう症状の出現はなくなりました。寝つきも以前と比べても変化があり良い感じに寝れているとのこと。施術をした日は特に朝までぐっすり寝れるとのこと。施術を繰り返すたびにストレスも軽減。情緒も安定していき生活を楽しく送れるようになりました。
~感想~
突然襲ってくるめまいは本当に大変なもので怖かったことと思います。施術を繰り返していくうちに笑顔が増えていき物事を前向きに捉えていくようになってきました。心療内科も受診いただき内服と併せて治療を行なっていった結果早い段階で回復に向かわれて安堵しています。定期的にご来院されてはお孫さんのお話を楽しそうにしていただける姿を見ることができ、こちらの方が元気をもらっている感じです♪まだまだこれから一緒に頑張っていきましょうね。
【症例6】40代 女性 めまい 動悸 パニック症 首痛
~お悩み~
めまい 動悸 パニック症状 首の痛み肩こり
~主訴~
パニック症
仕事でストレスがかかるような出来事が起き、このことがきっかけで働いているとめまいや動悸が起こるようになった。特に何かに追われているとストレスを感じるとのこと。来院時は休職中でした。首に関しては上を向く動作で可動域制限が見られる。以前は中指に痺れがあったが来院時には感じていませんでした。
~受けたメニュー~
【自律神経を整える】スーパーライザー・鍼灸施術で気になる症状緩和を【自律神経を整える】スーパーライザー・鍼灸施術で気になる症状緩和を
~鍼灸施術~
仰向け:手足、腹部、頭部へはりを行い頭部へは低周波はり通電を行いました。スーパーライザーを星状神経節、耳介部へ照射
うつ伏せ:首、肩、背中にはりを行い、スーパーライザーを頸部へ照射
~経過~
首の痛みに関しては施術を繰り返すたびに良くなっていきました。めまいや動悸に関しても少しずつ症状の出現が減少し、現在は仕事へも復帰しています。無理なく働けるようまた生活を過ごしていけるよう身体、心の余裕を保つために現在も継続してご来院いただいております。
~感想~
初めてご来院いただいてからたくさん話を聞かせていただいております。初診では聞くことのできなかった人混みでの症状(心臓がギューとなる)ことや疲れていると症状が出ること、仕事場であった嫌な話などです。どれも私達にとっては大切な情報です。現在は仕事へも復帰し前向きに過ごしていらっしゃいます。これからもサポートさせていただきます。一緒に頑張っていきましょうね。

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