AMH
学会へ参加したら可能な限り参考書を購入してきます。
今回はこちらを購入。
AMHは現在の卵巣予備機能を知ることのできる検査です。
現在不妊症の定義は、普通の夫婦生活を送り、避妊をしないで1年以上妊娠できない状態を言います。
女性の晩婚化により妊娠・出産する年齢は上昇しています。
そこで現在の卵巣予備機能を知ることは大切だと考えています。
AMHに余裕があるようでしたら比較的ゆっくりと余裕をもち妊活取り組むことも考えられますし、AMHの数値が低い場合はスピーディーに妊活に取り組むことを進めます。
年々卵子は減少しています。
卵子は現在のところ作られることはないという事になっています。
まだお腹の中にいる胎児の時に約800万個、出生時の時に約200万個まで既に減少しています。
思春期の月経が始まる頃にはその数は約20~30万個まで減少しているという事です。
ここからだんだんと排卵するたびに卵子は消失していきます。
1つの卵子が排卵することにより約1000個の卵子が消えていく時期もあります。
もし近い将来子供さんをと考えていらっしゃる方がいましたら、AMHの検査を受けてみられ現在の状況を把握することも大切ではないでしょうか。
AMHは卵巣予備機能を一番よく表現する検査だと考えています。
以前は「AMH=卵巣予備機能」という認識を持っていましたが、その値は必ずしも卵巣に残っている原始卵胞数を直接表しているのではなく、たまたま育った胞状卵胞の数が数値として表れていると考えるべきと書かれています。
はりきゅう院さくら文庫に飾っていますので気になる方は読まれてくださいね。
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