研修会参加(肩こり編)

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午後の講座の演題は

『頚肩腕症候群(痛み)の効果を導く刺鍼部位と刺入深度~後頭下筋群と肩甲背神経へのアプローチ~』

頚肩腕症候群の定義は

「頚肩部の異常に起因して頚肩部から上肢にかけて痛み、しびれ、脱力感、だるさ或いは手指のしびれなどの様々な症状を訴える病態の総称」となっています。

 

みなさんも首肩の凝りや痛みに一度は悩まされたことはあるのではないでしょうか?

 

最近ではVDT作業(パソコンなどを使って行う作業)が多く、肩や首のコリや痛みが辛い方が当院にも増えてきている傾向にあります。

 

 

今回大変勉強になった首の後ろに付いている筋肉(後頭下筋群)について。

付着ポイントはこの辺になります。

 

そこにこんな感じで付いてます。

 

この筋肉は首の深いところ付いている筋肉です。

 

この筋肉が緊張すると肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、腰痛などの慢性疼痛の身体化徴候などの症状が出てきてしまいます。

 

このきんに君は、

①目を使うとき、頭の動きをコントロールする。

②筋群の下には、後頭部、頚部に関係する神経が通っており、目の神経ともつながっている。

③後頭下筋群は姿勢に深く関係し、眼精疲労や頭痛や腰痛の原因になる。

④体性感覚線維は介在する筋紡錘が豊富であり、三叉神経との関係が深い。
という特徴があります。

 

後頭下筋群は眼神経と脊髄内でつながっており、この筋肉の緊張は目の奥の痛みや眼窩関連症状を引き起こすことが多いです。

目を上下に動かすときに働く筋肉と左右に動かすときに働く筋肉を指標に治療ポイントを探り、刺鍼します。

 

肩こり、頭痛、手のしびれなどの症状などご相談ください♡

 

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