『冷え』に関して
冷え
これからの季節、外気温は熱くなり30℃以上になることがほとんど。
そうなると室内ではエアコンを使用し室温を下げます。
室温を下げることで問題となることが、『冷え』です。
冷房の効きすぎ、風が直接当たるなどで体が冷えると訴えてこられる方が多い時期になります。
また、冷えると妊娠しにくいなど言われ、夏でも体が冷えないように汗をかきながらも腹巻をされていらっしゃる方もちらほらお見掛けします。
でもそれって本当にそうなんでしょうか?
ここでは私たちの体温調節についてお話していき、冷えについても正しい知識をご紹介していきたいと思います。
体温
体の深部が環境温の影響を受けにくいのに対し、体の表面は外気温の影響を非常に受けやすくなっています。
影響を受けにくい深部ー核心温度
影響を受けやすい表面ー外殻温度(がいかく)
と言い区別しています。
外気温がある程度変化しても、核心温度はほぼ一定に保たれています。
また、外殻温度も外気温に影響されるとはいえ、通常はある一定野生理的範囲内に保たれています。
これは体内に体熱を産生(産熱)と放散(放熱)を調節する仕組みが備わっているからです。
つまり、外気温が低い時に手足は冷えていても、内臓の温度はさほど影響は受けていないという事になります。
手足は環境の温度の変化に左右されやすいということです。
温度受容器
外気温の変化は皮膚によって感受されています。
皮膚には温度を感じる温度受容器が備わっており、冷受容器と温受容器があります。
冷受容器は20~30℃付近、
温受容器は40~45℃付近で最も感じられます。
外気温が低いと、手足に分布している冷受容器のほうが温受容器よりも数が多いため、冷えをより感じてしまっているという事です。
上記の図の通り顔や手足は、温受容器よりも冷受容器の方が多く分布していますよね。
顔や手足は冷えを感じやすい部位という事になります。
水の温度が15℃を下回る場合や、お湯の温度が45℃を上回る場合は温度感覚というよりは痛みとして感じとられてしまいます。
氷水に手を突っ込んだら冷たいというより痛いく感じてしまう、お風呂のお湯の温度が高すぎると入った時に熱いと感じるあれです。
まとめ
最後になりますが、冷えが体に及ぼす不快な症状は確かにあるとは思いますが、冷えが原因で妊娠できないという事は上の記事を見ていただければお分かりいただけたのではないでしょうか。
今排泄されているおしっこやうんちは冷たいですか?
卵巣や子宮は、前に膀胱後ろに直腸と間に挟まれています。
冷えが子宮や卵巣に影響されるなら、おしっこやうんちも冷えている可能性は高いと思います。
そんなことはないですよね。
何もかも過剰な取り組みは良くありません。
ほどほどに冷え対策を行ってください♪
このブログでご紹介させていただいたことはこちらより抜粋している内容です。
誤った知識に放浪されることが内容に私も日々勉強していきます。
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