福岡へ研修日記
先日の日曜日は全日本鍼灸学会九州支部の講習会へ参加する為福岡に行ってきました。
今回の講習会は下記の三項目。
「閉塞性動脈硬化症に対する鍼灸治療」
「漢方医学的診断~私はこのように診断する」
「鍼灸での有害事象と主要経穴の安全性を考える」-解剖学的見地から刺鍼による長胸神経麻痺や気胸等を探る―
学生時代であれば、講義=眠くなるでしたが…
今回の講義では眠くなることがありませんでした!
それには訳が…
スライド資料を見るために座席を移動したのですが、
そこにはなんとスピーカーが‼
気づくのが遅く仕方なしにそこで我慢していました。
ちょうどよかったかも。(笑)
講義内容は本当に面白く、とても為になるものばかり。
講演1の「閉塞性動脈硬化症に対する鍼灸治療」では、
NHKで放送された「東洋医学のホントの力」で出演された安野富美子先生が講演されました。
閉塞性動脈硬化症という病気は、
足の血管が何らかの影響で狭窄(きょうさく)したり詰まったりして下肢の血流が悪くなってします疾患です。
病気の進行度により出現する症状が異なっており、その重症度判定にはFontain分類が用いられています。
・症状は軽度であれば冷感履・しびれ感を自覚する程度で、急激な運動や連続歩行、寒冷時のみに症状が出ることが多いです。(Fontain Ⅰ度)
・歩行中に筋肉疼痛が出現し、歩行困難となり、一定期間休息をとると再び歩行可能となる間欠跛行となる。(Fontain Ⅱ度)
・歩行距離の短縮、回復時間の延長がみられる。さらに進行すると、安静時にも疼痛が出現(Fontain Ⅲ度)
・重症化すると潰瘍や壊死を形成(Fontain Ⅳ度)
このような経過をたどります。
閉塞性動脈硬化症と似たような症状を呈する疾患として腰部脊柱管狭窄症というものがありますので、来院時に症状の鑑別、病態を的確に把握することが必要かつ重要になってきます。
同じ間欠跛行の症状が現れていても、閉塞性動脈硬化症は血管系の疾患、腰部脊柱管狭窄症は神経系の疾患になりますので、各動脈の拍動を確認することで鑑別することが出来ます。
鍼灸治療は両疾患とも適応疾患になっていますが、
閉塞性動脈硬化症に関してはFontain分類が軽度なⅠ、Ⅱ度までの方で、専門病院との併用で行っていたほうが良いのではないかと思っています。
どちらの疾患も早期治療が望ましいです!
少しでも上記のような歩行が表れたとき、感じたときにはご相談ください。
講習会終了後は福岡の先生方とお懇親会🍺
自院の治療の話や最近のホットな話題など聞けてとても楽しい1日でした♪
今週末は京都です!
しっかり学んできます‼
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