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多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovary syndrome:pcos)は

①両側卵巣に多数の小卵胞を形成(多嚢胞卵巣)

②無月経・稀発月経など月経異常

③卵巣局所の男性ホルモン(アンドロゲン)過剰

これらが3大主徴とする難治性の無排卵症です。

PCOSの発症頻度は性成熟期女性の約5~10%とけして低くなく、

SteinとLeventhalによって初めて報告されて以来75年以上たった現在でも排卵障害や不妊症の深刻な原因であり続けています。

 

日本産科婦人科学会が提唱するPCOS新診断基準2007

欧米におけるPCOSの特徴として、

多毛・にきび・声の低音化・肥満などを男性化徴候を呈することが知られています。

しかし、日本を含むアジア系の女性では、男性化徴候の出現が低いことが知られております。

日産婦新診断基準2007では、

①無月経・稀発月経・無排卵周期などの月経異常

②超音波検査による多嚢胞卵巣所見

③血中アンドロゲン高値あるいは黄体化ホルモン(LH)高値・卵胞刺激ホルモン(FSH)正常

この3項目をすべて満たすべきとしています。

当院にも挙児希望でPCOSと診断された方が多くいらっしゃいます。

PCOSの問題、いわゆる卵子の質の低下は卵子そのものの異常ではなく、卵胞発育家庭における未熟卵、変性卵の多さに起因しています。

これからPCOSのことを少しでも理解して頂くために卵子の発育、成長過程から話をしていきたいと思います。

 

卵子の発育・成長

卵子は卵胞という袋の中で血液から栄養をもらい成長していきます。

この過程は約一年かけて行われていることになります。

順番としては

原始卵胞→一次卵胞→前胞状卵胞→胞状卵胞→成熟卵胞(グラーフ卵胞)となります。

原始卵胞から一次卵胞、前胞状卵胞までは卵巣局所の調節より成長していきます。

胞状卵胞より脳から卵胞を育てる為に放出されるFSHというホルモンに依存して発育していくのです。

卵胞におけるホルモンの産生

卵巣における女性ホルモン(エストロゲン)は二種類のホルモン(LHとFSH)と卵子の周りを囲むように付いている莢膜細胞と顆粒膜細胞の2つの細胞で産生されています。

LHの作用により莢膜細胞ではコレステロールを基にしてアンドロゲン(男性ホルモン)が生成されます。

続いて顆粒膜細胞に転送されたアンドロゲンはFSHの作用で誘導されたアロマターゼ(魔法みたいなものです)によりエストロゲンに転換されます。

このような形で卵子の成長を促しています。

血中のエストラジオール値(E2)はFSHの作用下に卵胞の発育と共に顆粒膜細胞で産生され、排卵の24~36時間前にピークとなります。

この期間に頸管粘液の反応が表れたり、排卵チェッカーが反応したりします。

 

 

卵胞発育におけるアンドロゲンの役割

アンドロゲンとは男性ホルモンのことです。

卵胞の発育にも女性の中の男性ホルモンは必要なんです‼

もちろん男性にも女性ホルモンは存在します。

卵胞の成長を上で書きましたが、卵胞がFSHに依存性を獲得する前の初期発育過程(原始卵胞~前胞状卵胞)では、

卵胞を構成する卵子・顆粒膜細胞・莢膜細胞の3者間のクロストーク(話し合い・助け合い)が発育制御のメインとなる調節であることがわかっています。

前胞状卵胞から胞状卵胞への移行期は、発育制御のメインシステムが卵巣内局所調節からFSHへと切り替わるターニングポイントであり、卵胞がFSH依存性を獲得する上できわめて重要なステージと言えます。

この前胞状卵胞から胞状卵胞への移行期に莢膜細胞/アンドロゲン系の活性が過剰亢進した場合FSHに対する卵胞の反応異常(排卵誘発剤に対する無・低反応)につながる可能性かあります。

LHは莢膜細胞のアンドロゲン産生を介して前胞状卵胞の発育を促進する

日産婦新診断基準2007の③「血中アンドロゲン高値あるいは黄体化ホルモン(LH)高値・卵胞刺激ホルモン(FSH)正常」

とあるようにLHが高値だと卵胞に対しどのような現象が起こるのでしょうか?

結果は、「LH刺激によって莢膜細胞で産生されたアンドロゲンが、卵胞発育促進効果を発揮することにより、前胞状卵胞の発育を促進した」可能性を示唆することは研究によりわかりました。

卵胞が育つのだからよいことではないのかと思われるのではないでしょうか?

では次に行きます。

LH環境はFSH受容体の発現抑制を介してFSH依存性の卵胞発育を阻害する

前胞状卵胞から胞状卵胞に移行する際に脳から卵胞を育てるために出るホルモン(FSH)に依存して卵胞を育てていきます。

研究によると前胞状卵胞を高LH環境で4日間培養すると、卵胞中のFSH受容体の発現が抑制されていたことがわかりました。

つまりFSHに対して依存性が弱くなってしまっているということです。

これらの事実は「LH刺激によって前胞状卵胞が胞状卵胞サイズまで大きくなったとしても、それらの卵胞ではFSHに対する反応性は減弱している」可能性を示唆しています。

 

卵胞発育まとめ

前胞状卵胞から胞状卵胞への移行期は、発育制御のメインシステムが卵巣局所調節からFSHに切り替わるターニングポイントであり、卵胞がFSH依存性を獲得する上できわめて重要なステージです。

この時期に高LH環境に爆されると、莢膜細胞由来のアンドロゲン作用によって前胞状卵胞から胞状卵胞への発育が促進される可能性があります。

しかし、高LH環境を背景に増大した卵胞はFSHに対する通常の反応性を失っており、FSH依存性をうまく獲得できないために、小卵胞以降の発育、成熟過程が障害されている可能性が推測されています。

マラソンで例えると10k~20kまではハイペースだがその後失速してしまうがゴールはちゃんとするとイメージして頂けれわかりやすいと思います。

多嚢胞性卵巣症候群の診断基準②「超音波検査による多嚢胞卵巣所見」というものがあります。

本来であればFSHの影響により主席卵胞(排卵する一つの卵胞)が選ばれることになりますが、多嚢胞性卵巣症候群ですとFSHに対する反応が弱くなるために成熟する卵子が少なくなってしまいます。

マンゴーやスイカ、メロンなどを育てるときに芽を少なくし、できる個数を調整することで大きさや糖度を増す作業を行いますが、卵巣でも同じ作業が起こっていると想像できます。

すべての卵胞が成長することにより成熟する卵胞が少なくなかなか排卵することが難しくなっているということです。

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妊娠への影響

妊娠前

PCOSは卵胞発育と排卵を抑制してしまいます。

(下垂体からのLH分泌亢進と卵巣の莢膜細胞からのアンドロゲン産生の亢進の為)

肥満や耐糖異常を有する方は高インスリン血症を認め、副腎からのアンドロゲン産生がさらに更新するなど、全身の内分泌以上の悪循環をもたらします。

長期間無月経の場合、子宮内膜の持続的女性ホルモン暴露(エストロゲン)により子宮内膜ポリープが生じやすく、着床障害にとなることもあります。

排卵障害に起因する黄体機能不全を合併することも多いのです。

(黄体とは卵子が排卵した後の卵胞から作られ、体を高温環境に保っているものです)

妊娠後

PCOSの女性は妊娠後の流産率は20~40%と高く、内分泌異常に起因するものだと考えられています。

妊娠中の合併症として、妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群・早産による帝王切開率の増加などが挙げられます。

全てのPCOSの方におこるわけではありませんので過剰な心配はいりません。

 

病院での治療法

PCOSで一番に考えなければならに事はPCOSによる無排卵です。

その為挙児希望の方に第一選択薬として処方されるものは排卵誘発剤となります。

クロミッドやセロフェン。またアロマターゼ阻害薬としてレトロゾールもしくはフェマーラです。

クロミッド

女性ホルモンはコレステロールから作られ血液を流れていきそれぞれの必要とされている箇所にたどり着きます。

ただしたどり着いただけでは何もなりません。

そこには女性ホルモンを受け取る場所があり、その場所にたどり着き始めて女性ホルモンの働きを発揮してくれます。

卵胞は成長していくと女性ホルモンをたくさん分泌し始めます。

子宮内膜もその女性ホルモンの影響を受けて内膜を厚くしています。

 

クロミッドはこの受け取る場所の方へ先回りし女性ホルモンの受け取りを邪魔しています。

邪魔をすると何が起こるか?

ホルモンは生成されるところは脳です。

足りなければ作る、足りれば作らないと判断しホルモンの調節を行っています。

その調整を行っているところが脳の視床下部という場所になりますが、クロミッドはここに作用しているお薬になります。

女性ホルモンを受け取る場所に先回りし邪魔をすることにより、女性ホルモンが足りないと脳に錯覚させます。

すると脳は女性ホルモンがもっと必要と思い作り始める段取りを行います。

すると視床下部から同じく脳の下垂体という場所に作用し卵胞を育てなさいというホルモン、FSHがの分泌は増すという仕組みになります。

卵胞は育ちそこから分泌される女性ホルモンはあるものの、クロミッドが女性ホルモンを受け取る場所に先回りし邪魔をすることで脳は卵胞が育っていないと勘違い。

そこで視床下部から下垂体にFSHの分泌を促しさらに卵胞が育つという流れです。

一方そのころ子宮内膜は女性ホルモンの影響で内膜は厚くならないといけないのですが、クロミッドが女性ホルモンを受け取る場所に先回りしているため厚みが薄くなってしまうという現象がおこります。

 

クロミッドは自然周期の排卵と異なり、卵胞径20~25㎜まで発育してもしばしLHサージが起こらないことがあります。

LHサージは排卵を促す際に起こる現象ですのでこれが起きなければ排卵をしない可能性が考えられます。

その為HCGや点鼻薬などで排卵誘起を行います。

周期ごとの排卵率は60~85%、妊娠率は36%、累積妊娠率は4周期で46%、6周期で65%と報告されています。

クロミッドは血中半減期が5~7と比較的長いので、子宮に対する抗エストロゲン作用を有するため、排卵期の頸管粘液の減少や子宮内膜の菲薄化をきたすことがあるのです。

アロマターゼ阻害薬

レトロゾールもしくはフェマーラ

卵胞は莢膜細胞、顆粒膜細胞よりできています。

莢膜細胞は男性ホルモンのアンドロゲンを感じ卵胞発育を促します。

一方顆粒膜細胞は女性ホルモンのエストロゲンを感じ卵子に栄養を与えます。

この莢膜細胞から顆粒膜細胞へはFSHの影響によりアンドロゲンをエストロゲンに変化させるアロマターゼ化という現象が起こります。

ここにレトロゾールやフェマーラが働きかけることによって、女性ホルモンが足りていなと脳が錯覚しFSHの分泌を促し卵胞が成長するという流れになります。

排卵率は90%で単一卵胞発育の割合が高いです。

子宮への抗エストロゲン作用を有さず、血中半減期が短いため、クロミッドとは異なり頸管粘液も減少や子宮内膜に菲薄化は殆どみられません。

特徴として抗エストロゲン効果が血中にも反映されるため、卵胞が発育してもE2値は低くく表れます。

このお薬は保険適応外なので少しお値段があがります。

 

鍼灸×スパーライザー施術

最後にはりきゅう院さくらではどのような治療を行うかをご説明いたします。

はりきゅう院さくらは JISRSMという団体に入っておりここで卵巣、子宮など骨盤内の血流を改善する手技を得ています。

JISRSMについてはこちらをご参照ください。

JISRAM

足にあるツボで三陰交と陰陵泉にパルス刺激を加える手技や、陰部神経施鍼、チュウリョウ穴刺鍼などありますが、これらの手技はある一定の効果が研究より示されています。

陰部神経施鍼

陰部神経施鍼は主に卵巣の血流改善に向け行います。

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当院でみられた変化としまして数例ありますがそのうち2例お伝えします。

46歳の患者様が治療開始半年後以降に3個、4個と卵胞が育つようになってきました。

治療前は卵胞が確認できるものの空胞であったり思うように卵子が育ってくれていませんでした。

もう一例の症例では、不妊治療を始め別の鍼灸院へ体質改善の為2年間近く通っていましたが卵子が上手く育たずここ最近では採卵もできない状態でした。

当院にお越しになられ1ヵ月で採卵出来ました。もともと他の鍼灸院でベースを作られていたので卵巣も早期に反応してくれたのかもしれませんが、この方はAMHが2年前に測った時よりも上がっていました。しかもその間に他の鍼灸院に罹られていた1年前は下がっていたということです。

AMH値2年前は1.3、1年前は0.8、そして今回当院に罹られて2か月ちょっと1.5に上がっていました。

AMHは卵巣予備機能と言われるもので卵子の数を示している検査です。

若干の誤差はあるものの2年前より上がったことは…よかったです。

卵巣に対して効果のみられる手技というものは妊活、不妊治療をする上では必須だと感じています。

PCOSに関しても必要になってくることは間違いありません。

前のブログで卵子の成長段階でFSHに対する反応が弱くなってしまうということをお伝えしました。

卵子の成長は約1年から半年かけて発育していきます。

FSHに反応をよくなる卵子ができるようになるためにも半年から1年というスパンが必要になってくるのではないかと考えています。

どうか辛抱強く続けてください。

卵巣への血流改善についての重要性は来院時に詳しくお話させていただきます。

 

スーパーライザー

当院ではスパーライザー(LLLT)を使用しています。

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目的は自律神経の調節、局所血流の改善です。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなります。

交感神経は主に体を動かす神経。

副交感神経は主に体を休ませるための神経です。

現代社会は様々なストレスがかかっているように思います。

その為か交感神経が過剰に働いている方が多くなっています。

交感神経は血管を収縮させる作用がありますので、卵巣や子宮にはあまり良い方向には働いてくれていないことになります。

そこで首にある星状神経節に照射します。

光を当てることによる反射で交感神経の興奮を沈めて、副交感神経に傾けさせる働きを行います。

※星状神経節照射

もう一つの効果として局所血流の改善としては、LLLTの光の波長として特徴は深達性が高いところにあります。

より深いところまで入っていくということです。

子宮や卵巣は体表から7~8㎝深くに存在する臓器です。

子宮や卵巣を冷やさないようにとお腹の上から温めても直接子宮や卵巣が温まることは絶対ありません。体の解剖学的な意見から言わせていただいても子宮の前には膀胱が存在しますので子宮や卵巣が温まることはないですね。

※卵巣周囲血管への照射

ただ温めることを否定しているわけではありません。リラックス効果を狙う温め方はおすすめします。

スーパーライザーは深部まで光を到達することにより血行の改善を図ります。

鹿児島市の鍼灸院では当院にのみ設備してあると聞いております。

高価な機械ですが効果が実証されているのであれば私にとっては必須アイテムです!

いつの日か鍼灸だけではなくスーパーライザーは必要だという日が来るのではないかと思っています。非常に鍼灸と相性がいいです。

卵子の質には欠かすことのできないミトコンドリアを活性化してくれる原理も解明されてきております!

なぜ効果があるのか科学的に解明されており論文も多数出てきておりますのでまたの機会に。

このように科学的にわかっている事と東洋医学のツボの性質をうまく使用し治療を進めていきます。

当院では1回の治療が3,500円です。

5日から1週間以内に1回来院していただく頻度で施術させていただいております。

ひと月に6回施術したとして21,000円です。

1回の人工授精の値段で6回治療することが出来ます。

今からお話しする体外受精においてもとても必要だと考えます。

 

PCOS患者様の症例

PCOSの方が体外受精を行った場合、卵巣刺激によりたくさんの卵胞が育ち、たくさんの卵子が取れる傾向にあります。

ですが発育過程に問題がある卵子が多い為、成熟卵子が採卵数の割には少ない傾向にあります。

当院で最高獲得個数は1回の採卵で51個でした。

ただしこのうち5個が移植対象の受精卵となりました。

患者様はこの受精卵で1度目の移植で妊娠することが出来ました。

患者様の年齢は20代です。

患者様が来院された時、結婚して3年、1度も避妊をしていないが妊娠をしたことがないということをききました。

社会人になってからの生理不順。

周りはどんどん妊娠していく…

自分より後に結婚した人の妊娠報告が堪える…そんな中当院に受診を決めたと伺いました。

さぞ辛かったことと思います。

当院に来院された時には彼女の中で体外受精に進むことを決められていましたので私もそのつもりで治療を始めました。

まだまだ人工授精を行わなくてもよい年齢ですが、私もそのほうが良いのではないかとお伝えしました。

少しでも早く、最短での妊娠が患者さんとっての幸せになると考えています。

(最短の妊娠を目指すため、施術頻度を5日~1週間以内に1度と決めています)

本当に良い結果になられて嬉しく思います。

PCOSは獲得卵子が多い割には成熟卵子が少なく、胚盤胞まで育つ個数が少なくなる傾向にあります。

少しでも多くの受精卵、質の良い胚盤胞を獲得するためにも卵巣への鍼灸×スパーライザーの刺激は必要だと考えます。

施術費 ¥4000円

(スーパーライザーも含む値段になっています)

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hari

 

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