一人で悩まないでください。
二人で歩む、最短の「おめでとう」へ。 
鹿児島市荒田で選ばれる
実績と最新技術の不妊治療クリニック。


鹿児島市荒田の**「はりきゅう院さくら」**は、妊活・不妊に特化した鍼灸院です。
タイミング法・人工授精(AIH)・体外受精(IVF)など、どの段階にある方にも寄り添い、丁寧にサポートしています。
鍼灸は、体だけでなく心にも働きかけるホリスティックな医療。自律神経・血流・免疫・こころの安定を整えることで、妊娠しやすい体の土台づくりを大切にしています。
先の見えない不安を、ひとりで抱えなくて大丈夫。ここで一緒に、前向きに「結果」を目指していきましょう。

院長の田中は一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)へ属しており、不妊治療に関しての知識を学んでおります。JISRAMは生殖医療専門医師に顧問、推薦をいただいている鍼灸師の団体です。

PCOS

01

多嚢胞生卵巣

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群に関しての説明をしています

sperm

02

卵子

男性不妊

男性不妊についてどの様な効果が規定できるか説明しております

important

03

子宮

妊活生活

ぜひ旦那様に読んでいただきたい内容になっております

自力で排卵しない

排卵しても卵子の質が良くないと言われた

移植をしても着床しない

着床しても流産を繰り返してしまう

何かできることはないかと探している

気持ちが焦り、心も身体も疲れた

検査では問題はないと言われた

今できることは全てやっておきたい

当院が大切にしている3つの方針があります

妊娠はゴールではなくスタートになります。体の状態を整えながら無理のない方法で進めていきます。

卵巣・子宮への血流改善
自律神経の調節
ホルモンバランスの調節
免疫の調整
冷えの改善

これら「妊娠に必要な生理機能を高める施術を行なっております。

病院での治療ステップに合わせて施術内容を調節し、妊娠率が高まりやすいタイミングに合わせたケアを行なっていきます。

子宝

妊活を始めたばかりのかた

タイミング方でうまくいかないかた

人工授精(AIH)を続けているが結果が出ないかた

AMHが低めで不安のかた

移植を繰り返しても着床しないかた

流産を繰り返してしまうかた

生理周期が不安定なかた

メンタルの不調や疲れが続いているかた

お問い合わせ

わからないことがありましたらお気軽にご連絡ください

初診の流れ
予約
報告
報告
報告

鍼を用いて卵巣へ直接アプローチすることはできませんが、スーパーライザーを使用することで直接アプローチすることができます。鍼灸とスーパーライザーの相乗効果を期待し使用しています。

ちょっとだけ不妊について学びを!知ってるよという方は飛ばしてくださいね。

日本産婦人科学会による定義を要約すると、ポイントは以下の3点です。

  • 状態: 生殖年齢の男女が妊娠を希望している。
  • 状況: 一定期間(一般的に1年)、避妊せず性交渉を行っているが妊娠しない。
  • 判断: 医学的治療を必要とする状態。

原因は多岐にわたりますが、統計的には以下のような割合で分類されます。

原因因子割合主な内容
卵管因子20.5%卵管の詰まりや癒着など
卵巣因子20.5%排卵障害(多嚢胞性卵巣症候群など)
子宮因子17.6%子宮筋腫、子宮内膜症、奇形など
免疫因子5.2%抗精子抗体など
原因不明36.2%検査では明らかな異常が見つからないもの

卵管因子、卵巣因子が多数を占めていることがわかります。なかなか授からない場合は高度生殖医療施設へ受診を考えてもいいかもしれません。

卵子は、実は生まれてから作られるものではありません。
お母さんのお腹の中にいる胎児期にすでに作られており、
この時期が一生の中で最も数が多く、約800万個あるといわれています。

その後、成長とともに卵子の数は自然に減少していき、生まれる頃には約200万個
初めて月経が始まる思春期には約20〜40万個ほどになります。

この数には個人差がありますが、ここで大切なのは、
卵子は後から増えることはなく、今あるものを使っていく存在だという点です。

だからこそ妊活において重要なのは、「新しく卵子を作ること」ではなく、
今ある卵子ができるだけ良い状態で育つ環境を整えること

血流、炎症、ホルモンバランス、そして体全体の巡り——
これらは年齢に関わらず、整えていくことが可能な要素です。

当院では、卵子の“数”ではなく、
卵子が育つ土台となる体内環境に目を向けたサポートを行っています。

限られているからこそ、大切に。
今ある可能性を最大限に活かすための選択肢として、
鍼灸というアプローチをお役立てください。

年齢を重ねるにつれて、妊娠する力が少しずつ変化していくことは事実です。
医療機関を受診された方であれば、AMH(抗ミュラー管ホルモン)という数値を測定したことがあるかもしれません。

AMHは、卵巣の中でこれから育っていく卵子(卵胞)から分泌されるホルモンで、
現在どれくらい卵子の「ストック」が残っているかを知る目安として使われています。
そのため、加齢とともにAMHの値は徐々に低下していきますが、これは自然な変化です。

AMHが低い=妊娠できない、ということでは決してありません。
この数値は卵子の数の目安であり、卵子の質や着床力、子宮環境までを示すものではないからです。

実際に、AMHが低くても妊娠・出産に至る方は多くいらっしゃいます。
大切なのは、今ある卵子が育ちやすい体内環境を整えていくこと
そして子宮が受け入れる準備ができているかどうかです。

当院では、数値だけに振り回されるのではなく、
体全体の巡りやバランスに目を向けた妊活サポートを行っています。

AMHという結果に不安を感じたときこそ、
ご自身の体と丁寧に向き合う選択肢のひとつとして、鍼灸を考えてみてください。

今発育している卵子は昨日今日できたわけではありません。およそ半年前から以下の様な形で作られているんですよ。

卵子の成長

01 原始卵胞がある一定数発育し始めます
(AMHの測定するところ)

02 一次卵胞

03 前胞状卵胞

04 胞状卵胞

05 グラーフ細胞

― 卵巣の環境に目を向けるという考え方 ―

女性の体では、排卵に向けて多くの卵子が同時に育ち始めますが、実際に排卵まで進むのはごくわずかです。
排卵に至らなかった卵子の多くは、自然な仕組みによって消滅していきます。これをアポトーシス(細胞の自然死)と呼びます。

一般的に、1つの卵子が排卵されるまでに、約1,000個もの卵子が消失しているともいわれています。
この現象自体は異常ではなく、体に備わった大切な仕組みですが、近年の研究では、過剰なアポトーシスが卵巣環境の影響を受けている可能性が示唆されてきています。

研究の中では、鍼灸刺激によって
・卵巣周囲の血流が改善する
・炎症反応が抑えられる
・卵巣内の環境が整う

といった変化が報告されており、
卵子のアポトーシスを穏やかに抑制する可能性が考えられています。

その結果として、採卵時に得られる卵子の数が増える可能性が示唆されている点も、注目されている理由のひとつです。

また、卵巣内の慢性的な炎症が和らぐことで、卵子へ十分な血液が巡り、酸素や栄養が行き届きやすくなる
――こうした環境づくりにおいても、鍼灸は有効な手段になり得ると考えています。

私たちは「数を増やす」ことだけを目的にするのではなく、
卵子が育つ土台となる卵巣環境そのものを整えることを大切にしています。

目に見えない変化だからこそ、体の内側に丁寧に働きかける。
その積み重ねが、これからの選択肢を広げる力になると信じています。

不安や疑問を抱えたまま進む妊活ではなく、
納得しながら、ご自身の体と向き合うための場所として、私たちは寄り添います。

これまでお伝えしてきたように、卵子の成長には長い時間がかかります。
排卵や採卵の直前に急に整えようとしても、卵子そのものの質を大きく変えることは難しく、良い卵子は日々の体内環境の積み重ねの中で育っていくと考えられています。

一般的に、質の良い卵子を育てるためには最低でも3ヶ月以上の期間が必要とされています。
その間に、血流・ホルモンバランス・卵巣環境が安定しているかどうかが、卵子の成熟やその後の発育に影響していきます。

・胚盤胞までなかなか成長しない
・胚盤胞になってもグレードが伸びない
・PGT-Aをクリアできず、次に進めない

このような経験を重ね、「何を整えればいいのか分からない」と感じている方も少なくありません。

当院では、卵子が育つ時間軸を大切にしながら、鍼灸施術を通して体の土台づくりを行っています。
短期的な結果を追うのではなく、次の採卵、その先の可能性に向けて、少なくとも3ヶ月という期間を一緒に整えていく——それが私たちの妊活サポートの考え方です。

今の結果だけで判断せず、これからの選択肢を広げるために。
体を整える時間として、鍼灸という方法をぜひご検討ください。

― 赤ちゃんを迎えるための「ベッドづくり」 ―

女性の体では、毎月「月経周期」と呼ばれるリズムの中で、子宮内膜が剥がれては再生するというダイナミックな変化を繰り返しています。これは、赤ちゃんを迎える準備を何度も丁寧に整えている証でもあります。

月経期

エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが一度下がることで、役目を終えた子宮内膜が剥がれ落ち、月経として体の外へ排出されます。
その後、再びエストロゲンが分泌され始めると、子宮内膜は少しずつ再生を始め、自然に止血していきます。

増殖期

エストロゲンの働きによって、子宮内膜は厚みを増し、しっかりとした土台を作っていきます。
これは、赤ちゃんが眠るベッドの「枠組み」を整えている時期と考えると分かりやすいですかね。

分泌期

排卵後、卵胞は黄体となり、主にプロゲステロンを分泌します。
このホルモンの作用で、子宮内膜はより柔らかく、温かくなり、受精卵が着床しやすい状態へと整えられます。
いわば、ベッドの上にふかふかの布団を敷く時期です。

ただし、こうして丁寧に準備が整えられても、毎回必ず着床が起こるわけではありません。
だからこそ大切なのが、子宮が本来持つ力を十分に発揮できる環境づくりです。

受精卵が子宮内に着床し、妊娠が成立するためには、
母体の免疫が受精卵を排除せず、受け入れる状態になることが重要です。
この状態を免疫寛容と呼びます。

免疫寛容とは、免疫機能が低下している状態ではなく、
必要な防御は保ちつつ、特定の対象に対する過剰な免疫反応を抑えている状態を指します。

子宮内には多くの免疫細胞が存在しており、
着床期から妊娠初期にかけては、免疫細胞が非常に特徴的な構成を示します。

なかでも NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が免疫細胞全体の中で最も多く、
およそ50〜70%程度を占める
と報告されています。
そのほか、マクロファージやT細胞なども存在し、
それぞれが子宮内環境の維持や免疫調整に関与しています。
※これらの割合は、月経周期や妊娠の時期によって変動します。

これらの免疫細胞は本来、体内に侵入した異物や異常な細胞を見つけ、排除するために働いています。

NK細胞は、ウイルス感染細胞やがん化した細胞をいち早く攻撃する、
免疫の最前線で働く非常に重要な細胞です。

ただし、子宮内に存在するNK細胞(子宮NK細胞)は、
血液中のNK細胞とは性質が異なり、
着床期においては受精卵を攻撃するのではなく、
着床や胎盤形成を助ける方向に働くことが分かってきています。

問題となるのは、
免疫の働きが「強すぎる」「うまく切り替わらない」状態です。

通常、体内で異物が見つかると、

  • マクロファージなどが異物を取り込み
  • その情報を免疫細胞に伝え
  • 攻撃対象として認識・排除する

という流れが起こります。

しかし、この反応が子宮内で過剰に働いてしまうと、
受精卵までもが「排除対象」として認識されてしまう可能性があります。

そこで必要になるのが、
免疫反応を適切に抑制・調整する仕組み=免疫寛容です。

妊娠が成立する過程では、

  • 制御性T細胞(Treg)
  • 制御的に働く子宮NK細胞
  • 免疫反応を調整するサイトカイン環境

といった要素が関与し、
免疫の働きが
「攻撃する」から「受け入れる」方向へ切り替わっていきます。

このバランスが保たれることで、
受精卵は子宮内に受け入れられ、妊娠が継続していきます。

当院では、スーパーライザーを星状神経節に照射することで、
自律神経(交感神経)の緊張を和らげ、
神経・血流・免疫のバランスを整えることを目的としています。

自律神経と免疫機能は密接に関係しており、
過度な交感神経優位の状態は、
炎症や免疫反応の過剰につながる可能性があると考えられています。

私たちは、
「免疫を抑える」のではなく、
妊娠に必要な方向へ免疫が自然に調整される体内環境を整えることを大切にしています。

免疫寛容は目に見える数値ではありませんが、
着床・妊娠の成立において非常に重要な「土台」のひとつです。

数値や結果だけに振り回されるのではなく、
体が本来持っている調整力を引き出すこと

そのための選択肢のひとつとして、
鍼灸とスーパーライザーによるサポートを
お役立ていただければと考えています

当院の施術の特徴をお話しさせてください。
施術の特徴は以下の点です。

鍼灸

局所の血流改善:鍼灸治療で子宮・卵巣の血流を促し、栄養と酸素の供給を支えます。

自律神経の調整:交感/副交感のバランスを整え、ホルモンや月経リズムを安定させます。

免疫の調整:過剰な炎症や免疫反応を抑え、着床しやすい環境へ導きます。

精神的充足:ストレス軽減・睡眠改善で心身を整え、妊活への前向きさを支援します。以上の4つのアプローチを行い「授かる力」を高めていきます。

はりきゅう院さくらでは、エビデンスに基づく施術と東洋医学的な考えを組み合わせて施術を行なっております。
そのために全日本鍼灸学会、JISRAMなどの学会へ参加しております。
また鍼灸のオンライサロンにも参加し最新の知識を得ることをしております。

すべては、あなたに「心からの安心」をお届けするために。

「この痛み、どこに相談すればいいのかわからない」 そんな不安を抱えて、当院の門を叩く方は少なくありません。

院長の私は、鹿児島県内にわずか4名(※)しかいない、全日本鍼灸学会の**「認定鍼灸師」**として、日々技術と知識の研鑽を積んでいます。

■ 「認定鍼灸師」とは、あなたを守るための約束です。 この資格は、単に技術が高いことだけを証明するものではありません。

  • 「安全で標準的な、質の高い治療を提供すること」
  • 「必要に応じて医療機関と円滑に連携し、最適な選択肢を提示すること」 これらを全日本鍼灸学会が担保し、患者様が安心して身を任せられる「信頼の証」として認定されるものです。

■ 学会での活動も、すべては目の前の一人のために。 学会での発表や座長を務める機会もいただいておりますが、私の根底にある想いは一つです。それは、最新の知見をいち早く治療の現場に取り入れ、少しでも早く、あなたの痛みを解き放つこと。

「ここに来てよかった」 その言葉をいただくために、私はこれからも鍼灸の可能性を追求し、誠実に、そして安全に、あなたの体と向き合い続けます。

認定鍼灸師
座長

鍼通電刺激

下肢に婦人科疾患でよく使用されるツボがありますが、ここに鍼通電療法を行う事で骨盤内の血流が増加する事が報告されています。また骨盤内の血流が増加する実験では、交感神経を遮断するとより子宮の血流が増加することが報告されています。

これをもとにし、はりきゅう院さくらではスーパーライザーをのどにある星状神経節に照射を行い、交感神経を抑制することで鍼の効果がより得られるように考えて施術を組み立てております。

採卵成績が思う様にいかない場合は、質の良い卵を作るための陰部神経施鍼や、内膜を育てるため子宮内の血流を増加させる中髎穴刺鍼など研究報告がされている刺鍼法なども活用しています

スーパーライザー(近赤外線治療器)

スーパーライザーは数多くの医療施設、大学病院などで使用されており様々な治療効果を発揮、数多くの論文、文献が出されております。
特徴は生体深達性が高いことにあります。卵巣や子宮は体表を温めただけで温度は上がることはありません。
そこでスーパーライザーを併用し卵巣や子宮の血流をあげる目的で近隣の動脈に照射を行います。
卵子の栄養補給、子宮内膜の厚さにも血液をかえして行われておりますので使用する意味はとても大きいと考えております。
卵巣子宮の血流向上・自律神経の調節・ホルモンの分泌調整・免疫の調整・細胞の活性化など多岐にわたり効果を期待できます。
得られたデータをもとに各ステップにおいての妊孕性の向上を図っていきます。

01 体質・体調の改善を目的とした治療(全身治療)
02 ステップに合わせた治療(タイミング・AIH・IVF・ICSI)
03 採卵時に向けての卵子の質の改善
04 着床に向けての内膜調整

現在、鍼灸治療と女性不妊に対して各国で研究され論文が出されています。これによると鍼灸の効果は以下の点に作用しています。

卵胞発育に関わるホルモンが高値だと卵胞発育が阻害されている状態。鍼は正常なホルモンレベルに回復させることができる可能性

卵胞内環境に関しては炎症を抑え血液供給を促進。卵子の周りについている細胞に影響して卵胞発育に貢献

免疫系の経路を介して子宮内環境を調節し、着床に貢献できる可能性。着床後は胚の成長と分化に貢献

鍼灸治療ではこれらを意識し施術を行なっていきます。
では次にスーパーライザーのことについて説明いたします。

スーパーライザー

― ミトコンドリアとエネルギーのはなし ―

レーザー治療というと、「血流を良くする」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし近年の研究では、低出力レーザー照射が細胞内のミトコンドリア機能に影響を与える可能性が示されています。

ミトコンドリアは、細胞内でエネルギー(ATP)を産生する器官であり、私たちが生きていくうえで欠かせない役割を担っています。

ミトコンドリアは、以下のような重要な機能に関与しています。

  • 細胞内エネルギー(ATP)の産生
  • アポトーシス(細胞の自然な寿命・入れ替わり)の調整
  • 筋肉を収縮させるためのエネルギー供給
  • 酸素を使った代謝活動の中心的役割

私たちが身体を動かし、呼吸をし、日常生活を送るためには、
ミトコンドリアが安定して働いていることが前提となっています。

妊娠・出産の過程においても、エネルギーは非常に重要です。

  • 卵子が成熟し、質を保つこと
  • 受精後、受精卵が分割・成長していくこと
  • 着床時に、受精卵が子宮内膜へ侵入・定着すること

これらの一つひとつの過程には、多くのエネルギーが必要とされています。
また、男性側においても、精子の運動性や機能はミトコンドリアの働きと深く関係しています。

低反応レベルレーザー(LLLT:Low Level Laser Therapy)は、
細胞に強い熱損傷を与えることなく、ミトコンドリア内のシトクロムcオキシダーゼなどに作用し、
ATP産生や細胞機能に影響を与える可能性がある
と報告されています。

この作用は、
「細胞を無理に活性化させる」というよりも、
細胞が本来持っている働きを発揮しやすい環境を整えるものと考えられています。

はりきゅう院さくらでは、**低反応レベルレーザー(LLLT)**を使用し、
血流へのアプローチだけでなく、
細胞レベルのエネルギー環境にも目を向けたケアを行っています。

私たちは、
「レーザーを当てれば妊娠する」といった考えではなく、
妊娠に必要とされる体の土台——
血流、神経、自律神経、そして細胞の働き——
これらが無理なく整いやすい状態を目指すことを大切にしています。

目に見えない部分だからこそ、
丁寧に、慎重に、体が本来持つ力を引き出す。
その一つの手段として、LLLTを活用しています。

 

正常神経節照射後の脳血流の変化
スーパーライザー星状神経節照射後の手と顔の温度変化

1.皮膚・子宮の粘膜の若返り
2.筋肉の柔軟性の増加
3.疼痛・肩こり・腰痛・生理痛等々の疼痛緩和
4.生理不順の改善
5.30~40%増の脳血流量
6.血液やリンパ流の改善
7.子宮や卵巣の血流の改善による受精卵着床の改善
8.血管が新生する
9.ホルモンバランスの改善
10.神経の賦活化
11.卵管周囲の瘢痕の縮小軟化による絨毛運動の改善
12.抗アレルギー反応による受精卵の易着床と難流産
13.ミトコンドリアの増加による易妊孕性
14.採卵数の増加
15.受精卵の均等分割
16.(ART+LLLT)による妊娠率の上昇
※日本レーザーリプロダクション学会とは生殖医療施設の医師で構成されている学会です。私も昨年、今年と参加さしてきました。

上の図は2022年と2023年の凍結融解単一胚移植のデータとなります。オレンジの棒が移植した人数。青の棒が妊娠された人数になります。今年は妊娠された数が少なかったためなぜかなと思っていたところ40歳以下と40歳以上の移植件数がほぼ同数という事がわかりました。2022年は59名の方が単一胚移植を行い妊娠率47%。40歳以下では56%と40歳以上では28%となっていました。またAランクの受精卵においては妊娠率56%となります。2023年では49名の方が単一胚移植を行い妊娠率48%とあまり変化はありませんが、40歳以下では66%と前年比より10%の上昇、40歳以上では25%と前年とほぼ変わりはありませんでした。またAランクの受精卵においては妊娠率65%となっています。40歳以下にとっては勇気の出る数字であり、40歳以上の方であってもまだあきらめなくもよい数字だと考えております。40歳以上で妊娠されている方のほとんどが採卵の時より当院を受診されていらっしゃる方になります。良い結果に繋がり安堵しております。

2024年単一胚移植の成績

 

2024年に妊娠された数は42人でした。タイミング・人工授精が5名、37名が体外受精または顕微授精にて妊娠されております。上の図は単一胚移植を年齢別に移植数と妊娠数を表しております。(※移植数に関しましては1人の方が複数回されている場合もございます)

年齢の中央値は38歳です。前年度の40代以上の妊娠率は25%でしたが今年は41%になりました。年齢が上がるにつれて妊娠率は低くなりますが、少しでもお役に立てるように日々努力していきます。また受精卵のクレードがAAの場合は68%と高くなりました。後の受精卵では個数が少ないためデータとして扱うことが困難ですが、毎年少しづつ更新していければと思っております。

【最高年齢妊娠は47歳2ヵ月です。】

2025年妊娠報告

1月は4名:体外受精3名 AIH1名

【BB】29歳 【BA】34歳9ヵ月【BB (PGT-Aクリア胚)】36歳7ヵ月【AIH】32歳2ヵ月

29歳も方は当院に受診される前に既に3回移植されていました。当院で1度目の移植でご懐妊です。34歳の方はご結婚されて13年目にして待望の赤ちゃんを授かることができました。36歳の方は不育症がありながらもPGT-Aクリア胚を移植、無事ご懐妊されました。

2月は3名:体外受精3名

【AA :新鮮胚移植】34歳7ヵ月【BB】35歳10ヵ月【AA】38歳8ヵ月

34歳の方は採卵を行い9個採れるも胚盤胞まで成長した受精卵はこの1個だけでしたが無事ご懐妊されました。35歳、38歳の方は流産を乗り越えご懐妊。共に2人目をご希望でご来院されました。

3月は4名:体外受精4名

【BA】43歳6ヵ月【BB】32歳【BB】37歳6ヵ月【桑実胚】28歳3ヵ月

43歳の方はご結婚されて13年目にして待望のご懐妊。42歳11ヵ月の時の採卵にてPGT-Aのクリア胚を獲得。その後筋腫の治療を行い移植周期無事ご懐妊。32歳の方は多嚢胞性卵巣でした。2回目の移植を自然周期にてご懐妊されました。37歳の方は不育症があり2回の流産を乗り越えご懐妊されました。現在安定期に入られました。28歳の方は採卵を行うも採れる卵子数が少なく受精卵も胚盤胞まで育ちませんでした。桑実胚での移植で無事ご懐妊でした。

4月は1名:体外受精

【BB】31歳3ヵ月

多嚢胞性卵巣によりスムーズには妊娠できませんでしたが2回目の移植にてご懐妊されました。

5月は3名:体外受精3名

【BB】37歳7ヵ月 【AA】28歳8ヵ月 【AA】35歳10ヵ月

37歳の方は何度も流産を繰り返し移植回数も保険の上限を超えてしまいました。今回で7回目の移植でご懐妊でした。28歳の方はPCOSでした。他の鍼灸を受けていらっしゃいましたが専門の方がいいだろうということでご来院されました。治療開始してから3カ月頃の採卵ではPCOSにしてはグレードのよい受精卵が獲得でき1回目の移植で無事ご懐妊でした。35歳の方は2人目希望で移植周期からのご来院でした。1人目も関わらせて頂きましたが、こして今回も頼っていただけること嬉しく思っております。

妊娠
AMH
妊娠
妊娠
流産
妊娠
低AMH
低AMH
低AMH
流産
2人目妊活

不妊治療で来院される方の多くは、「どこかが悪いから治しに来た」というわけではありません。
そのため、施術を受けていても
「本当に体に変化は起きているのだろうか」
「効いているのか分からなくて不安になる」
そう感じてしまうのは、ごく自然なことだと思います。

実際に、当院に通われている患者さまからも、同じようなお声をいただくことがあります。

それでも私たちは、目に見えにくい部分であっても、
体の内側では確実に変化が積み重なっていると考えています。
血流、神経の働き、ホルモンバランス、免疫や細胞の状態――
これらは一度の施術で劇的に変わるものではありませんが、
丁寧に整えていくことで、少しずつ体は「妊娠に向かいやすい状態」へと近づいていきます。

もちろん、すべての方が同じ結果にたどり着けるわけではありません。
それでも私たちは、一人ひとりの状況に向き合い、
その時点で考えうる最善で、妥協のない施術を提供することを大切にしています。

「何を信じて進めばいいのか分からない」
「一人で考えるのがつらくなってきた」
そんな時こそ、体を整える専門家に任せてみてください。

この先の可能性を少しでも広げるために、
私たちは、あなたのそばで、体の変化を一緒に見守り続けます

目安としては、
5日おきに2週間で3回、もしくは1週間に1回のペースでのご来院をおすすめしています。

この通院間隔には理由があります。
当院では、体に起きる反応の持続時間や回復のリズムを踏まえ、
変化を「一過性で終わらせず、定着させていく」ために必要な間隔として、このペースを基本としています。

なぜこの頻度が適切なのかについては、初回の施術時に、
お一人おひとりの状態を確認しながら、分かりやすくご説明いたします。

なお、体調や治療段階によって、回数や頻度は調整可能です。
ただし、施術の間隔が長く空いてしまうと、
せっかく整い始めた体の状態が元に戻りやすくなるため、
できる限り間隔を空けすぎないことをおすすめしています。

無理のない範囲で、
体の変化を積み重ねていくペースを一緒に考えていきましょう

Q1生理中も施術は受けれますか?

A もちろん受けていただくことができます。卵巣や子宮の機能は絶えず働いています。生理だからといって施術を控える必要はありません。

Q2 どのタイミングで受診すれはいいですか?

A 受診いただくタイミングは目安として採卵・移植を行う3、4ヶ月前よりの受診をお勧めしておりますが、直前での受診施術もお受けしております。

Q3 通院の頻度(間隔)はどれくらいですか?

A 妊の原因とも関係しますが、大抵週2回から1回程度が理想の治療間隔になります。

Q4 病院不妊治療と併せて鍼灸治療を受けれますか?

A もちろんです。当院ではまだ病院へ受診されたことがない患者様がご来院された場合、積極的に高度生殖医療施設への受診を進めております。各種検査を受けていただいた方が妊娠への近道になると思っています。何か問題点がある場合はお話しください。それぞれに合わせた施術でサポートさせていただきます。

Q5 お薬を飲んでいますが施術は受けれますか?

A 服薬中でも問題ありません。鍼灸の作用で内臓調整もありますので、服薬中に鍼灸を受けることでお薬への反応が良くなる可能性もあります。サプリも同様です。こちらの方で服薬を中止していただくことはありません。

Q6 鍼灸施術を受けることが初めてです。どこにはりを打ち、どんな施術を行うのでしょうか?

A 当院では仰向けにて手や足、お腹、頭部へはりをうっていきます。また星状神経節、卵巣周辺部にスーパーライザーを照射します。続いてうつ伏せになり首や背中、腰や臀部へはりをうち、臀部へスーパーライザーを照射します。最後に軽くマッサージを行います。

Q7 移植周期中ですが鍼灸を受けることは可能ですか?

A もちろん受けていただけます。2022年2月に公開された論文によると、不妊症へ鍼灸を行なった場合、臨床妊娠率1,43倍高くなる、出生率1,34倍高くなる、継続妊娠率1,25倍高くなると報告されたいます。

Q8 胚移植後からも鍼灸を行うことはできますか?

A 大丈夫です。産科における鍼灸の安全性を研究された論文では、妊娠時のリスクを増加させない、リスクの増加と関連していない、流産や陣痛を誘発しない、妊娠したラットに害を与えない、などの内容がわかっております。安心して施術を受けていただけます。

Q9 まだ体外受精にステップアップしていませんが鍼灸治療を受けるメリットはありますか?

A 中国から出された論文では体外受精を行なっていない不妊女性に鍼灸を行うことで以下の妊娠率となると書かれています。多嚢胞性卵巣による不妊は1,7倍妊娠率が高くなる、排卵障害による不妊は2,65倍高くなる、その他の不妊は2,06倍妊娠率が高くなる。このことを考えると鍼灸を受けるメリットはあると考えております。卵子の成長は約半年前から始まっております。この間ストレスがなるべくかからないよう身体を調整していくことをお勧めします。

Q10 鍼通電治療は妊活において何に効果的なのでしょうか?

A 妊活、不妊治療において以下の点で効果的と考えております。成熟卵子の増加、受精率を高める、卵子のアポトーシスを低下させる(卵子獲得数に影響)。卵子についてはこのようなエビデンスが発表されております。採卵を行うも思うような結果が出ない方は1つの選択肢として鍼灸をお考えください。

Q11 旦那さん精液所見が悪いです。精液所見が良くなる方法はありますか?

A 岡田弘先生が書かれた『男を維持する「精子力」』という本に精子力を高める7ヶ条が記載されています。その1・禁煙する、その2・禁欲はしない、その3・びっちりした下着は避ける、その4・サウナ、長風呂は控える、その5・膝上でのPC操作には注意、その6・自転車で股間を刺激しない、その7・育毛剤には気をつけて

挨拶文

 

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お車でご来院される方へ

 駐車場は不動産会社のエムズ様のご厚意により共同で使わせていただけるようになっております。エムズお客様駐車場と書かれている看板の広場へお停めください。駐車される際は先に停められているお車の妨げにならないようにお願いいたします。また駐車時ははりきゅう院さくらのご利用がお分かりいただけるようダッシュボードにショップカードを設置していただくよう重ねてお願い申し上げます。お持ちでない場合は受付でお申し付けください。すぐにご用意いたします。

駐車場

診療時間

  • 日・祝日は休診です。
  • 診察の受付は、午前8:30から午後は20:00までとなります。
  • 土曜日の受付は17:00までです。

顧 問
久保 春海 先生(東京・渋谷橋レディースクリニック)
森本 義晴 先生(大阪・HORACグランフロントクリニック)
渡邉 浩彦 先生(京都・醍醐渡辺クリニック)

推薦者
小田原 靖 先生(東京都・ファティリティクリニック東京)
塩谷 雅英 先生(兵庫県・英ウイメンズクリニック)
俵  史子 先生(静岡県・俵IVFクリニック)
松田 和洋 先生(鹿児島県・松田ウイメンズクリニック)
松山 毅彦 先生(香川県・厚仁病院産婦人科)
向田 哲規 先生(広島県・広島HARTクリニック)
吉田 仁秋 先生(宮城県・仙台ARTクリニック)
(以上、氏名五十音順)

 

 

不妊鍼灸ネットワーク第二回公開講座

平成28年京都で行われた不妊鍼灸ネットワークの公開講座に参加しました。
レーザーリプロダクション学会での集合写真

第12回日本レーザーリプロダクション学会にて参加させた不妊鍼灸ネットワークの先生方と。

 

一般社団法人 日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)第一回研修会にて

前不妊鍼灸ネットワーク改め、一般社団法人 日本生殖鍼灸標準化機関(JISRAM)第一回研修会にて

JISRAM研修会IN名古屋で子宮内膜症に関し発表しました

JISRAM研修会IN名古屋で子宮内膜症に関し発表しました

第14回レーザーリプロダクション学会へ参加してきました。

レーザーリプロダクション学会へ参加してきました。

なかむら第二診療所 中村先生がレーザーリプロダクションの講座の中で資料を使用していただきました

なかむら第二診療所 中村先生がレーザーリプロダクションの講座の中で資料を使用していただきました。ありがとうございました。

松田ウィメンズクリニックにて松田先生、伊藤先生と記念撮影

松田ウィメンズクリニックにて松田先生、伊藤先生と記念撮影

~サプリメントと鍼灸のおはなし~で柿内鍼灸療院院長柿内先生が鍼灸のことを伝える補助として参加してきました。

日本受精着床学会へ参加。着床障害での子宮内膜フローラや慢性子宮内膜炎で最先端のお話を伺うことが出来ました

日本受精着床学会へ参加。着床障害での子宮内膜フローラや慢性子宮内膜炎で最先端のお話を伺うことが出来ました。

JISRAM IN 福岡での記念撮影

JISRAM IN 福岡での記念撮影

東京都渋谷にありますアキュラ鍼灸院にてJISRAM前夜研修会の風景。 手技の確認を行っております。1年に一度は確認が必要ですね

東京都渋谷にありますアキュラ鍼灸院にてJISRAM前夜研修会の風景。

手技の確認を行っております。1年に一度は確認が必要ですね!

JISRAM9月研修会。木場公園クリニックにて行われました。 遺伝子学、PRP療法、不妊カウンセリングなど多岐に学ぶことができました

JISRAM9月研修会。木場公園クリニックにて行われました。

遺伝子学、PRP療法、不妊カウンセリングなど多岐に学ぶことができました。