先日開催されました、鹿児島リプロダクション懇話会へ参加させて頂き、

横浜市立大学付属市民総合医療センター 生殖医療センター 部長 湯村寧先生による

『男性不妊診療の現状と今後の課題』を拝聴しました。

今や6組に1組が不妊治療を受けいる時代で、約50%に男性側にも何らかな問題があると言われています。

男性不妊の病因は、

造精機能障害、精路通過障害、精機能障害に大別されますが、最近では性機能障害が増えてきているという事でした。

精機能障害とは勃起障害、射精障害などを含みます。

またこの障害がみられる方は、正常よりちょっと低いくらいですが亜鉛が少ない人が多いそうです。

上手くサプリなどを活用して良い精子を作る事も考えてみられてはどうでしょうか?

ではどんなサプリがいいのでしょうか⁇

先生がご紹介されたサプリ以下の通りです。

・亜鉛

・コエンザイムQ10

・L-カルニチン

・マルチビタミン

・アスタキサンチン

これらに共通することは、抗酸化物質が入っている点です。

必要以上の活性酸素は精子のDNAの断片化をおこしたり、精子の運動率を悪くしてしまうため出来るだけの抗酸化を図りましょう。

ただし、これはあくまでもサプリです。

先生が紹介された『男性不妊患者への生活指導』と共に実践されることを強くお勧めします。

・喫煙

・禁欲期間の短縮

・睾丸を温めすぎない

・育毛剤には注意する

・肥満に注意する

・食生活

・長時間の座位は避ける

・質のよい睡眠

・精神的ストレス

・電磁波は避ける

禁欲期間に関しては週に2.3回の射精が精子の運動率を改善させます。

睾丸の適した温度は34℃。体温よりちょっと低いくらいがよい。サウナ、長時間の入浴、長時間の座位などは温度を高めている可能性があるため避けた方がいいかと思います。

育毛剤では、薬をやめると精液所見が上昇したという報告があるという事でした。

精神的ストレスでは、精機能障害の勃起障害や射精障害などにつながってきます。

最後にタバコについてですが、酸化ストレスがかかり体に悪影響を起こします。私も吸っていた身として禁煙は辛いことでしたが、やめてからは体の調子がよくなりました。また最近アイコスなどの電子タバコがありますが、これらも一緒みたいですのでご注意ください。あと、タバコを止めるとストレスがかかりこれも体に良くないのでは?と声が上がってきそうですが、タバコを吸っていることの方が体にはよくないですので、何か違う形でストレスを発散して頂けたらと思います。思い切って運動を始めるとか、趣味を見つけるいい機会ではないでしょうか?

精子は約74日間かけて作られますので、その期間頑張っていただけたら効果が表れる確率は上がると思っています。

最後の最後に、人工授精などで精子を病院へもっていかれる方もおられるかと思いますが、人肌の温度がよいと聞いたことがありませんでしたでしょうか?

現在では25度が適温です。37度より25度条件下の精子が優れていると報告されました。

これからの季節運搬方法を考えた方が良いかもしれませんね。

治療は女性だけが頑張るものではありません。夫婦力を合わせ乗り越えられることを強く願っています。

はりきゅう院さくら

鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘4-18-12

099-811-4297