2日目は口演発表の「月経困難症」「女性不妊」「メンズヘルス」「妊婦に伴うマナートラブル」シンポジュウム3「あなたは患者さんに触れていますか?~日本鍼灸の特徴である”触れる”を科学する~」を傾聴しました。

その中でも「女性不妊」に関しまして、(治療変更によって高度生殖医療の採卵成績が変化した1例)(40代女性の妊娠に至った2例)(高度生殖医療不成功例に対する鍼灸治療による採卵成績の変化)は鍼灸介入前の採卵数と鍼灸介入後の採卵数を比較した発表となりました。それと同時に、胚盤胞到達率の向上を示したものとなっておりました。一般的に卵子の質の低下は35歳から顕著に現れていると言われますが、その個人差は大きいと言われております。ですが、鍼灸治療を取り入れることにより、加齢に逆らい採卵成績や胚盤胞到達率が向上している事実。膨大なデータをもとに解析されたものであります。

三人の先生方は共に不妊鍼灸ネットワークの会長、会員の先生であり、治療に用いる機器(スーパーライザー)も共通されております。鍼灸治療が視床下部ー脳下垂体ー卵巣に対して何らかの影響を与えていることは間違いないと思われます。

「メンズヘルス」に関しましては、男性不妊についての話になります。男性不妊は次の原因があげられます。

乏精子症

無精子症

精子無力症

勃起障害(ED)

精子の数と動きの目安として、

精子濃度:1500万以上/ml(1500万未満は乏精子症)※精液中に精子が存在しない場合は、無精子症

精子運動率:射精2時間以内に精液において40%以上が前進運動をしている(運動率40%未満は精子無力症)

奇形率:40%以上が正常形態(正常精子が40%未満は奇形精子症)

今回の口演では、症例数は少なかったものの精子運動率の改善がみられており、鍼灸により精液所見が改善する可能性が示唆されました。

 

最後にシンポジュウム3にて。

「皮膚感覚の不思議」の著者山口創氏の話を聞くことができました。

触覚刺激とオキシトシンについて、

触れ合う事増加→オキシトシンの分泌が促進→他者と触れ合う事が積極的→良好な人間関係

このように人に触れることにより良好なコミニケーションを作ることができるという事です。

オキシトシンの効果はというと

ストレスホルモンの血中濃度が低下する、胃腸がより効率的に働き栄養を取り込む

など、体に対し良い反応を示します。

子供さんやパートナーとのスキンシップは大切ですね!

 

今回の学会でも色々な事をまなび、そして確認できました。

日々の臨床に役立て、少しでも喜んで頂けるよう努力していきます


国立科学博物館へ「卵からはじまる形づくりー発生生物学への誘い」の企画展に行ってきました!これもまた面白かったです^ ^

興味のある方は待合室に置いておりますのでみて下さいねー^ ^



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はりきゅう院さくら

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