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肩関節周囲炎(五十肩・痛み)

肩の症状は鑑別が難しい疾患です。当院では、丁寧な問診と徒手検査による鑑別を行い、肩の状態がどうなってるのかを理解して的確な治療を行います。

 

肩疾患で皆さんが思いつく疾患と言えば五十肩(四十肩)ではないでしょうか?しかし、実は五十肩ではなく、肩周りの筋肉や腱に問題がみられ、腕が上がらないなどの症状が出ていることが多くみられます。五十肩の大きな特徴としては、腕があがらない、髪の毛を洗う事ができない(しづらい)、後ろポケットに財布が入れられない、エプロンを後ろで結ぶことができないなどの症状がみられます。

ここでは、肩の代表的な疾患を6つをあげ、その病状と特徴的な症状をあげてみたいと思います。

 

1.腱板炎(けんばんえん)

 

この段階で治療せずにいると五十肩に移行して長期間の治療が必要になる可能性があります。 そもそも腱板とは肩甲骨(けんこうこつ)と上腕骨(じょうわんこつ)の位置を微妙に調節(支持)しているものになります。その調節しているのが棘上筋(きょくじょうきん)棘下筋(きょくかきん)小円筋(しょうえんきん)肩甲下筋(けんこうかきん)の4つです。

肩の筋肉

肩の筋肉の栄養を運ぶ血管および組織液が少ないので退行変性(老化などの変化)がおこり脆くなりやすく、損傷や退行変性を基盤とした炎症が起こりやすいのです。特に棘上筋の腱が肩甲骨の肩峰(けんぽう)というところに衝突することによって圧迫摩擦刺激が反復し炎症が起きます。

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腱板炎でみられる特徴的な症状は?

・腕を横であげた時、特に痛みが出ます。

・肩関節の横(外側)に圧痛があります。

・だいたい40~50歳代に多くみられます。

・五十肩よりもこの症状を患っている年齢層が広く10~20歳代も発症します。

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2.上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん)

 

上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)は二頭というように、頭が2つある筋肉です。それぞれ長頭(ちょうとう)と短頭(たんとう)に分かれていて肩甲骨(けんこうこつ)に腱がくっつきます。特に長頭腱はやっかいで、上腕骨の前の狭いところ(結節間溝)を通って肩甲骨に腱がくっつきます。この狭いところを通るので加齢や使わなさすぎなどで衰えて摩擦などで炎症が起きやすくなります。 例えば、肘を曲げた状態で買い物袋を持とうと力を入れた時に肩の前に痛みが出る事があります。

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上腕二頭筋長頭腱炎に見られる特徴的な症状は?

・重いものを前の方で持とうとすると肩関節の前面が痛くなります。

・肩関節の前に圧痛がみられます。

・手(腕)を後ろにストレッチする形をとると痛みが増えます。

・年齢層は比較的に若い20~40歳代に好発します。

上腕二頭筋腱炎

 

 

3.肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)

 

腱板炎(けんばんえん)、上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうえん)の慢性化が進むと、滑液包(かつえきほう)のところの炎症により滑液が溜まり常に痛むようになります。中には夜も痛みで目が覚めるケースもあります。

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滑液包とは腱と腱あるいは腱と骨との間で摩擦を少なくしてくれる袋状のものであり、肩甲骨の肩峰下と呼ばれる場所の滑液包炎となります。

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肩峰下滑液包炎にみられる特徴的な症状は?

・腱板炎と上腕二頭筋長頭腱炎の症状

・常に痛い(自発痛)

・夜痛みで目が覚める(夜間痛)

・肩に圧痛、熱感、発赤、腫脹がみられます。

*腱板の痛みか滑液包炎の痛みか見分けるためには腕を動かしてみるとわかります。腱板の場合は痛むところが移動します。

 

4.五十肩

 

腱板炎(けんばんえん)、上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうえん)、肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)を経てさらに進行した状態です。 関節が※拘縮(こうしゅく)していて、自分ででも人にあげてもらっても固まっているのであがらない。(外転、外旋制限)

※拘縮とは関節が固まることです。

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五十肩にみられる特徴的な症状は?

・痛みは少ないが腕をあげようとしたらあがらない。(ロックされている)

・上着の着脱が難しくなります。

・筋肉の拘縮がみられ硬くなっています。

・ほとんどが40~50歳代でみられますが稀に30歳代や70歳代でもみられます。

・髪の毛がを洗えない。

・エプロンを腰の後ろで結べない。

・ズボンの後ろポケットに手を入れられない。

・自発痛、夜間痛がみられることもある。

 

5.腱板断裂(けんばんそんしょう)

 

腱板炎で述べたように、栄養を運ぶ血管および組織液が少ないため退行変性(たいこうせいへんせい)がおこりやすくなっています。そのため、肩からの転倒など強い牽引力(けんいんりょく)がかかった時に断裂または部分断裂を起こすことがあります。大部分は棘上筋腱の弱い部分に起こります。痛みと脱力の為自分の力では、肘を伸ばした状態で腕を横の方から上にあげる事ができません。ですが、他人に手伝ってもらえればあげる事ができ可動域は正常です。

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腱板断裂にみられる特徴的な症状は?

・腱板部分の運動時痛

・損傷部の腫脹、圧痛、かん凹がみられます。*かん凹がみられるのは完全に切れている時。

・腕を横(90°)で止めておくことができない。

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6.石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)

 

腱の下に石灰化がおきます。腱の下にあるだけなら痛みは起きないのですが、腱の外に出てしまい滑液包内に流出すると激痛とともに発症します。

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石灰沈着性腱板炎にみられる特徴的な症状は?

・突然始まる激痛

・自分の楽な体勢でも常に激痛(自発痛)

・夜も痛くて眠れない(夜間痛)

肩関節の症状は使い過ぎや加齢による劣化が原因の一つになります。なぜ、劣化が速いかというとやはり栄養を供給する血管および組織が乏しい事があげられます。さらに可動域が大きい関節になりますので、運動量も多いですので疲労も蓄積しやすいのです。

肩の痛みに対しても、このように6疾患に鑑別する事ができます。丁寧な問診、徒手検査を行う事で適切な施術、治療を行う事ができます。

はりの効能は、周辺組織の活性と血流促進です。それに加えて、灸の効能は温めて血管の拡張と血流促進、免疫作用の強化があげられます。

ぜひ一度お試しください。

 

 

 

 

 

 


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